うごゼミとは?
羽後高校魅力化プロジェクトの活動をしている、慶應義塾大学の学生が、羽後高校の放課後の時間に「学習サポート」・「キャリア講話」・「自己探究」の3つを目的に活動を行っています。このうごゼミから羽後高校生が、「1つでも自分で自信を持ってできるようになったこと」を増やしていき、高校生と大学生の対話から、「新たな発見」や「自分になかった価値観に触れる」ことで自分を見つめ直し、主体的に学ぶ力へと繋げていくことを目指しています。
【場所】羽後高校第1学習室
【時間】月 16:10~17:00
火~金 15:45~17:00
【開講日】2020年 2/10・12・13・14・17・18・19・20・25・26・27・28
(みどり色の日はアフリカのコンゴ民主共和国とオンライン通話)
学習サポートの様子
大学生に質問したいことや、学校で出た課題を持ってきて取り組んでいます。
コンゴとオンライン交流
「国」と「文化」をテーマにして、コンゴ民主共和国とオンラインで繋ぎ、交流しました。
羽後高校からは10名、コンゴからは日本語教師を目指している8名の方が参加。
最初は緊張していた様子でしたが徐々に打ち解け、お互いの言語でコミュニケーションも取れました!
▲羽後町名物「西馬音内そば」を紹介。他にも、若返りまんじゅう・ハタハタ・あきたこまちの紹介もしました。
▲コンゴで食べられている「ポンドゥ」。キャッサバの葉を煮込んだ料理だそう。
キャッサバの根で作り主食として食べられているフフ、豆料理のマデス、バナナを揚げた料理マケンバ、を紹介してくれました。
▲郷土芸能部が西馬音内盆踊りを披露
▲お返しにコンゴ民主共和国が独立した時に歌われた歌を披露してくれました。
屋久島高校とオンライン交流
羽後高校魅力化プロジェクトに所属しているメンバーの母校である、鹿児島県の屋久島高校と「お互いの学校を知ること」をテーマにオンライン交流をしました。
この日は生徒会同士の交流だったので、お互いの活動を話して、フィードバックをしあっていたり、羽後町と屋久島の違いや魅力を話したり、遠く離れた場所にいる高校生同士の繋がりをとても楽しんでいました。
うごゼミの今後は?
うごゼミを3週間続けていく中で毎日来てくれる高校生もいて、放課後の時間が机に向かって勉強する時間へと変わりつつあると実感しています。それ以外にも、自分の好きなことについて大学生に話してくれる高校生も増えてきました。また、高校生と大学生の繋がりだけでなく、高校生同士の繋がりや仲を深めていける場になっていけるのではないかと思います。「今後も続けてほしい」との嬉しい声もあり、継続していけるようにと考えています。(慶應義塾大学・島田)
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【記事・写真】地域おこし協力隊・室伏