生徒たちのアイデアで地域PRにチャレンジ!
去る5月28日(金)の午前中。平日にも関わらず、西馬音内本町通にオープンしたyado&kissa UGOHUBに集まったのは、羽後中学3年生の有志11名。「UGOHUBのテーマは何ですか?」「お店のこだわりや大切にしていることは何ですか?」。真剣な眼差しでオーナーの村岡さんにインタビューをしているようです。聞くとインタビューをもとに、UGOHUBのテーマソングを作曲。その曲を元に映像やポスターを作って、UGOHUBを町内外にプロモーションするという壮大なプロジェクトにチャレンジしているという。
これは羽後中学校3年生の総合学習の時間を活用した、地域プロモーションプロジェクト・通称「プロジェクトU」のひとコマ。羽後中学3年生が18グループに分かれ、それぞれのグループ毎に地域を元気にするための企画を考案。生徒たちが地域の方々と協力しあって、10月の学校祭までに成果を完成させる予定だ。
ホテルとのメニュー開発&道の駅とのコラボも進行中!
この日UGOHUBで行われていたプロジェクト以外にも、例えば湯沢市のロイヤルパークホテルとのコラボや道の駅うごとのコラボ企画など。聞くと広告代理店顔負けの“ワクワク”するプロジェクトばかり!いったいどんな手引きをすれば、こんな面白い企画が生徒たちから生まれるのか!?この日同行していた羽後中学校の村木先生にお話を聞いてみました。
(先生)羽後中学校では昔から「地域の方々と積極的に関わることで地域から学びを得ること」を大切にしてきました。たとえば町のことを調べて発表したり、地域の仕事を体験する職場見学などを例年行っているんです。今年のプロジェクトUは“地域への貢献をカタチにすること”にチャレンジしています。最初は何となく「羽後町をPRする方法はないかな…」から始まったんです。もう少しPRする場所を絞ってみたら?というアドバイスはしましたが、実際ほとんどの企画アイデアは生徒たちが自ら考えて動かしているんですよ。
UGOHUBのテーマソングを作って⇨映像を作って⇨ポスターを作ってPRする。このアイデアが生徒たちから生まれて、しかも実現しようと頑張っているとは!驚きですよね。
町では羽後中学校生はもちろん、小学生や高校生も街にでてフィールドワークしている姿をよく見かけます。実はここ羽後町では、小さな自治体では珍しい教育の取組みがたくさん行われているんです。もし地域で頑張っている生徒たちに出会ったら、みんなで応援して盛り上げていきましょう。
UGONEWSではこれからも羽後中学校3年生の【プロジェクトU】を、応援・レポートしていきます。乞うご期待!
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取材・撮影|UGONEWS編集部
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