【最新イベントレポート】
「藍と端縫いまつり2019」に行ってきた!

藍と端縫いまつりとは?

8月3日(土)と4日(日)の2日間、「西馬音内本町通り」周辺エリアで開催された「藍と端縫いまつり2019」。今年で開催20年目、日本三大盆踊りの1つである「西馬音内盆踊り」に使用される貴重な衣装を、町散策とともに鑑賞できるイベントです。踊り衣装を盆踊り前に虫干しする際、エリア全体が端縫い衣装や藍染め衣装の魅力を知ってもらおうと始まった展示会。江戸時代から保管されている端縫い衣装や、細かな絞り細工が施された藍染め衣装などを見ることができ、日頃眠っていた衣装たちが顔を見せていました

世界に一つだけの衣装達

端縫いとは、着物や生地の余りを寄せ集めて縫い付けることによってできる衣装で、家々によってオリジナルの組み合わせで作られています。一着一着、すべてが手作り。この世に一つだけの衣装です。

端縫い衣装の特徴は、左右対称。かつて、端縫いは着物の中に着る襦袢として利用されていました。生地が貴重で袖口からだけでも美しい柄が見えるよう、左右対称同じ柄の端切れを用いて作ったことが所以だそうです。

藍染め衣装も、西馬音内盆踊りには欠かせない衣装の一つ。藍染め衣装それぞれに細やかな模様が施されており、藍の染め色を映えさせていました。

藍と端縫いまつりでは、毎年藍染めを体験できるプログラムを用意。実際に会場である赤川呉服店で、ハンカチ染め体験をしてみました。

「うわぁ、綺麗。」

藍の模様をつけるのに使われた糸や木材を外すと、周りの方々は広げられたハンカチ一点に注目。二度と同じものができないからこそ、できた喜びを皆さんと共有できました。

夏の西馬音内の街並みと藍の組み合わせが、涼し気な雰囲気で包んでいます。

西馬音内盆踊り当日は、夜の西馬音内でまた違った端縫いや藍染め衣装の雰囲気を楽しめます。
ぜひ、西馬音内盆踊りにお越しください。

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西馬音内本町エリア 藍染め体験スポット

赤川呉服店
〈内容〉藍染め体験「ハンカチ染め」
〈日時〉事前予約制
〈料金〉1500円
〈所要時間〉90分〜120分

ゆめくらぶ
〈内容〉藍染め体験「ハンカチ染め」「手ぬぐい染め」
〈日時〉事前予約制 (希望日の5日まで受付)
〈料金〉手ぬぐい 2000円
    ハンカチ 2500円
    持ち込み 応相談
〈所要時間〉90分〜120分

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プロフィール

【名前】長束 香蓮
【趣味】読書
【最近はまっているもの】居酒屋さんの卵焼き

 

皆さん、こんにちは!
大阪から来ました長束香蓮と言います。
生まれも育ちも大阪で、生粋の関西人です。
苗字が変わっているので、大体初めて会った人には何度か聞き返されます(笑)
町でお会いした時は、気兼ねなく下の名前でも呼んでください。
秋田県、羽後町の魅力を発信できるよう一か月間頑張ります!