【羽後高校×慶應義塾大学SFC】多様な交流・活動の場を!「放課後イベント」

こんにちは!現在羽後町に滞在して羽後高校で活動している、大学3年生の奥井紗里奈です。「大学生は羽後高校で何をしているの?」というみなさんの疑問にお答えして、これから少しずつ羽後高校での活動を紹介していきたいと思います。今回のテーマは放課後イベントです。

多様な交流・活動の場を!「放課後イベント」

高校の放課後の時間を活用し、①多様な学び・交流の場をつくること、②高校生の「やりたい」を実現することを目指して、放課後イベントを実施しています。企画者は様々な興味・関心分野を持つ大学生たちなので、イベントの内容は多種多様です。2021年度には全部で10回の放課後イベントが開催されました。今回はその一部をご紹介します。

羽後町マップ作成

全2回で行われた羽後町マップ作成企画には、8名の生徒が参加してくれました。10年前に作成された羽後町の白地図に、自分たちが知っている場所や建物を新しく書き加えて行ったり、自分の思い入れのある場所・行ったことのある場所などを色鉛筆で塗り潰していったりしました。その後、オンラインで参加している大学生と高校生で小グループに分かれ、羽後町で思い入れのある場所やその理由、思い出などについて語り合いました。

 

参加した生徒からは、
「湯沢出身だけど羽後のことを知れた」
「羽後町の思い出の場所を再確認できました。」
「まだまだ羽後町の知らない所があることを知れました。」
「みんなといい場所を共有できて行ってみたいと思った」
などの感想が上がりました。

大学生や高校生同士の交流を通して、自分たちの高校がある羽後町について新たな発見があったようです。羽後町に関心を向けるきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

 

 

いつどこで誰が何したゲーム with Lego Block

初回の放課後イベントでは、大学生との交流を楽しむこと、またイメージしたものを形にして表現することを目的として、Lego Blockを使用したゲームを行いました。このゲームでは、いつどこで誰が何したゲームで出来た⽂章をグループごとにレゴブロックで表し、共有します。⾊々な形のブロックを駆使しながら、細部まで拘った作品を作っている姿が印象的でした。

「レゴを使って表現するのが楽しかった」「もっとハイスペックなものをつくりたいとおもった」などの感想が⾒られ、普段はあまり馴染みのないLego Blockを使ったものづくりを楽しんでいるようでした。

クリスマス会

高校生から「クリスマス会をやりたい!」という声が上がったことをきっかけに、放課後イベントとしてクリスマス会を実施しました。告知ポスターも高校生が作成してくれました。クリスマス会には16名の生徒が参加し、音楽の先生のご協力のもと皆でハンドベル演奏や合唱をして楽しみました。ハンドベルでは「きらきら星」を色々なアレンジで演奏しました。その場での練習・演奏だったので、12人で協力して1曲を演奏しきった時には歓声が上がりました。

 

また、特技のダンスを披露してくれた生徒もいました。キレキレで格好良いダンスに皆が魅了され、教室全体が盛り上がりました。このように放課後イベントが、高校生の「やりたい」という思いを実現できる場になって欲しいと思っています。

他にも大学生によるトークショーや、ダンスのワークショップ、地域の方の話を聞く会など、多様な内容の放課後イベントを実施しています。

今後の大学生による羽後高校での活動レポートをどうぞお楽しみに!

 

記者:奥井 紗里奈(慶應義塾大学3年)
神奈川県大和市出身
20219月から羽後町に滞在中。
羽後町や羽後高校で毎日楽しく活動しています