羽後町の三輪地区にある株式会社こまち野では、1月7日からいちご狩りのシーズンがスタートしました。シーズン中は、厳選された三種類の絶品いちごを求めて秋田県各地からカップルや家族連れが訪れます。開催期間は6月下旬ごろまでが予定されています。いちご好きの方は是非、ご参加ください! なお、いちご狩り体験には事前予約が必須となっていますので、0183-62-5415(こまち野)までご連絡ください。
風味の異なる三品種
こまち野のいちごは『いちごハウス』と呼ばれるビニールハウスで生育されています。総面積4000平方メートルのハウスに並ぶのは、章姫・かおり野・紅ほっぺの三品種。それぞれに特有の美味しさがあり、自分好みのいちごを見つける楽しさもあります。
【章姫】(1992年に品種登録)
○特徴:果実は細長い形をしています。果肉がとても柔らかく、酸味が少ないいちごです。
○名前の由来:育成者の萩原章弘(はぎわらあきひろ)氏の名前から「章姫」と名付けられました。
○親の組み合わせ:「久能早生」×「女峰」
【かおり野】(2010年に品種登録)
○特徴:果肉はかためで、甘みが強く酸味はおだやか。大きな特徴は、優れた香りを有していることです。
○名前の由来:豊かで芳醇な香り
○親の組み合わせ:「女峰」「アイベリー」「とよのか」「宝交早生」「章姫」「あかしゃのみつこ」「とちおとめ」「サンチーゴ」といった主要な8品種をもとに交配を繰り返して育成・選抜された品種です。
【紅ほっぺ】(2002年に品種登録)
○特徴:円錐形の大粒でコクがあり、酸味と甘みのバランスがちょうどよくジューシー。いちご独特の芳香があります。
○名前の由来:ほっぺが落ちるくらいコクがあり美味しく、また、親しみを持ってもらえるようにという願いが込められています。
○親の組み合わせ:「章姫」×「さちのか」
▲こまち野のいちごは道の駅うごなどの店頭でも購入が可能です。(こまち野での持ち帰りはありません)
美味しさの秘訣
一年に一度だけ結実する『一季なり』という手法で作られるこまち野のいちご。その美味しさの秘訣は、生育の環境にありました。
いちごは一株にいくつも結実します。ですがそれらすべてを生育しようとすると、大事な養分が分散してしまい、美味しく育ってくれません。そこで肝心となるのが、実をあらかじめ取って数を減らす『摘果』作業です。この作業を行うことで果実ひとつひとつに十分な養分が行き渡り、立派な果実に成長してくれます。
また、ハウス内は常に23~25℃をキープしており、これが最もいちごの生育に適した気温だとされています。冬の寒さが厳しい1~3月も、快適な環境で心おきなくいちご狩りをお楽しみください。
▲雪の多い羽後町ですが、冬場でも安心していちご狩りが体験できます。
また、こまち野では農薬を使わずに生育する試みも始めています。いちごをハダニなどの害虫から守るために、その天敵を放飼して発生を抑制しています。美味しいいちごを、安心して食べられるこまち野のいちご狩りを是非!
【開催期間】1月〜6月下旬まで
【営業時間】10:00〜15:30
【場所】農事組合法人こまち野
秋田県雄勝郡羽後町字南野44
【内容】30分間いちご食べ放題
【料金】※税込
一般(中学生以上)|2,000円
小学生・シニア(65歳以上)|1,800円
幼児(3〜5歳)|1,400円
【予約方法】
インターネットもしくはお電話にて事前にお申し込みください。※要予約
※インターネット予約の場合は即時予約確定となりますが、電話予約の場合はハウス作業や来客対応などにより電話に出られない場合もあります。その際は、お名前・電話番号をお伺いした後で折り返し担当者からお電話させていただきます。
ご予約の際はコチラの注意事項をよくご確認の上、ご予約ください。
▶︎インターネットからのご予約はこちらから!(こまち野ホームページ)
▶︎お電話からのご予約は 0183-62-5415(こまち野)まで!
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記者:UGONEWS編集部