羽後町と関西地方。距離にすると約850kmも離れている両地域。そんな関西地方と羽後町の交流イベントが12月7日(土)〜8日(日)に開催されました。関西でのイベントは、NPO法人みらいの学校が主催し昨年に引き続き2回目。7日は大阪府阿倍野区で、8日は京都府北区で実施しました。今回は、イベントの様子をレポート記事としてお届けします!
2日間で20名以上が来場!
イベント開催のきっかけは、およそ5年前。令和元年度の関係人口*事業で秋田県を訪れ、羽後町で協力してイベントを行った関西の関係人口の方々との会話が発端です。当時の参加者と「次回は大阪で羽後町のイベントを実施したい」という話になり、コロナ禍が落ち着いた昨年度、初めて実施。今回は、NPO法人みらいの学校の自主事業として、昨年に続き2回目の開催となりました。
*「関係人口」とは、移住した「定住人口」でもなく、観光に来た「交流人口」でもない、地域や地域の人々と多様に関わる人々のことをいう。
これまでの参加者との繋がりを継続しより強いものとすること、また新たな羽後町ファンを増やすことを目的にイベントを企画。イベント参加者の中には、5年前の関係人口事業、昨年のイベントと、毎回欠かさず出席してくれている人も。遠く離れた羽後町と関西地方ですが、関わりたいと思ってくれる人がいることはとても嬉しいことですね。
両日ともに盛り上がりを見せた関西でのイベント。各日、以下の流れに沿って開催されました。
【内容】
①秋田県羽後町「農家民宿&カフェ阿専」よりカレーメニューの提供
②秋田県羽後町産あきたこまち新米メニューの提供
③秋田県の地酒5種飲み比べ
④参加者との交流トーク
①秋田県羽後町「農家民宿&カフェ阿専」よりカレーメニューの提供
②秋田県羽後町産あきたこまち新米メニューの提供
③秋田県の地酒5種飲み比べ
④参加者との交流トーク
7日は大阪府阿倍野区の、『てっぱんまん研究所』にて開催!こちらのお店は粉物を使った新商品開発を研究し続け、研究の結果生まれた「第3の粉もん」をウリにしています。
羽後町から参加した田代地区の農家民宿&カフェ『阿専』の阿部さん自慢のメニュー「キーマカレー」とてっぱんまんのふわとろ焼きが夢のコラボを果たします。ふわふわで香ばしい鉄板焼きとスパイシーなカレーは相性抜群…。その後も、てっぱんまん自慢の鉄板焼きメニューが各種提供され、秋田から持参した地酒を飲みながら会話が弾みました。
8日は京都府北区にある『新大宮街仲食堂』にて開催されました。なんと、こちらの店主は羽後町出身で、『阿専』の阿部さんと同級生。この日は前日よりも参加者が多く、秋田に数年前まで住んでいたという秋田にゆかりのある方も参加しました。『阿専』のキーマカレーに加え、阿部さんが育てている野菜を使った数々のメニューを提供。そして参加者と一緒にきりたんぽ鍋作りまで行い、参加者もとても楽しそうにしていました。提供持参した日本酒はほぼ完飲と、とても盛り上がる会となりました!
多くの参加者から好評をいただきましたが、さらに今後の活動が良くなるような貴重なご意見もいただきました。「行くし来るし」の関係性を継続していくため、次回は羽後町での体験ツアーなどの企画を考えています。こうした活動を通して、より多くの地域外の方に羽後町に関わっていただく機会を作れるようにしたいと思います。
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UGONEWS編集部