
羽後高校では、総合の時間を使って行われる探究学習を「羽後学」と称しています。数学や国語など答えのある基礎教科と違い、答えのない問いに対して、自分なりの答えを探す学習が羽後学です。
1年生は慶應義塾大学の長谷部葉子研究会と連携し自己探究を、2年生は地域の事業者と連携し地域課題や社会課題の研究に取り組んでいます。
今回は羽後学とUGONEWSのコラボ企画として、5名の生徒がまち記者として記事を作成しました!テーマは「羽後高校祭」。5人が異なる視点から記事を作成しました。文章も写真も生徒によるオリジナル。
記事3本目のまち記者は齋藤 龍皇(さいとう りゅうおう)さんです。生徒目線の記事をどうぞおたのしみください!
(以下より生徒執筆)
羽高祭?模擬店?なにそれなにそれ!
羽高祭とは、その名の通り羽後高校で毎年開催される学園祭のことです。毎年10月中旬ごろに行われており、今年は10月12日(土)に開催されました。各クラスごとにステージ発表、模擬店、全校制作など様々な企画があり、とても大きなイベントです。ステージ発表はダンスや動画撮影などをクラスが一丸となってステージで発表することです。模擬店はコースごとに分かれ、食品の提供やドローン体験などをお届けします。全校制作は全校で一つの作品を作り、展示します。今回は、その中でも模擬店について解説していきたいと思います!
お腹が満たせて心も癒える…そんな安らぎの場
今年は食品が4店舗、体験が3店舗、展示が4店舗の合計11店舗の出店となりました。1年生が提供したのは焼きそばとかけそばの二つ。焼きそばとかけそばは150gくらいで、小腹を満たすのにちょうどいい量です。
2年生の生活文化コースではUGOカフェを開催し、コーヒーやアイスコーヒー・カフェラテは1杯200円、ソフトドリンクを1杯100円で販売しました。発表を楽しんだ人たちがテーブルを囲み談笑している姿も見受けられました。2年ビジネスコースではドローンとVR体験を提供しました。ドローンは生徒の補助のもと行われ、VRはゴーグルとコントローラーを使い、バーチャルの世界に溶け込む非日常を味わうことが出来ます。
3年生は羽後町特製クッキーに加え、焼き鳥とフランクフルトを提供しました。クッキーは熊やクリスマスツリーなど非常に可愛らしく甘いものに、焼き鳥とフランクフルトはとてもジューシーかつ肉厚で食べ応え抜群。クッキーは雪の結晶・熊・クリスマスツリーの三種類の形を販売し、結晶は150円、他の二つは100円で買うことができます。焼き鳥はタレと塩の2種類、どちらも1本100円、フランクフルトは2本で100円です。安い!その他に石鹸づくり体験を行いました。自分の好きなにおいのアロマと石鹸のもとを組み合わせ、こねる。世界に一つだけのオリジナル石鹸の出来上がり!3年ビジネスコースでは自分の好きなお菓子のことについてまとめたものも展示されていました。体育館では体力測定をすることができ、握力を測ったり反復横跳びなどが開催。そして全校制作では絵どうろうを作りました。こちらでは見ていて癒されたり、ステージ発表の余韻に浸る人も見受けられました。

こだわりクッキー、その秘密お教えします。
3年生が作ったクッキーは。道の駅さんと協力して作りました。特徴としては、五葉豆という豆のおからを使用することです。味はほんのり甘く、バターなどの調味料を使ってできており、クマ、木、雪の結晶の全三種類です。特にクマは作るのが難しく、筋肉ムキムキのゴリゴリマッチョメンのため、型取りの際腹筋がぽろぽろと取れてしまいやすい。スピードとテクニックが必要なものとなっており、こだわりの逸品となりました。

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まち記者(羽後高校2年|齋藤 龍皇)