【1月12日|イベントレポート】
第31回 新春うご町 郷土かるた大会

2026年1月12日(月・祝)に、「第31回 新春うご町 郷土かるた大会」が開催されました!毎年、年明けに行われる羽後町の恒例行事で、今回は幼児から大人まで50名が参加。羽後町の郷土かるたを使った「郷土かるた大会」をはじめ、座布団ほどの大きさのかるたを取り合う「大型かるた遊び」や羽後町の知識を問う「羽後町クイズ」などを楽しみました。

羽後町の魅力を詰め込んだ、うご町「郷土かるた」

うご町「郷土かるた」とは。その誕生は、今から37年前の1989(平成元)年まで遡ります。

かつて羽後町PTA連合会母親委員会の会長も務めた藤原祐子さんは、秋田県PTAの国内研修で新潟県を訪れた際に、子どもの教育を町として後押しする地域の姿勢に感銘を受けたそう。羽後町に戻ってから、子どもたちのために何かできないかと考えて発案したのが「郷土かるた」でした。

今年の郷土かるた大会にて、かるたを読み上げる藤原祐子さん

羽後町PTA連合会母親委員会からの提言を受け、1987(昭和62)年に教育行政懇談会において郷土かるたの作成が決定。かるたの句と絵は町の広報などで公募され、町内外から700点の句と500点余りの絵が集まりました。選考を経て48枚が決まり、1989(平成元)年に念願の「郷土かるた」が完成しました。

札の中には、当時の中学生が描いた絵も多く採用されているそう。一方で、作成当時から時を経て史実となった題材も。37年前から受け継がれてきた郷土かるたは、今はなき町の風景を教えてくれる重要な記録にもなっています。

2026(令和8)年、郷土かるた大会で迎える年明け

寒波に見舞われた三連休の最終日、郷土かるた大会が始まる午前10:00を前に、コミュニティセンターには大勢の子どもたちが集まってきました。「新春うご町 郷土かるた大会」の初開催は1992(平成4)年。コロナ禍に見舞われた2020年〜2024年までの5年間は開催自粛を余儀なくされましたが、昨年から毎年開催が復活しました。

まずは「大型かるた遊び」から。巨大なかるたを使い、体を目一杯使って札をゲットします。その様子はさながらスポーツ。時には遠くにある札めがけて全力ダッシュ!子どもがメインの種目とあって「勇気があったら一般の参加者も募集中です」とのアナウンスメントも、白熱した雰囲気に大人たちはたじたじ。

続いては、いよいよ「郷土かるた大会」の本番です。幼児・小1・小2(2グループ)・小3〜5・高校生〜一般の計6グループに分かれ、2回の対戦の合計獲得数で勝敗を競います。

「そ(のむかし…)」「はい!」

札が読みあげられるも束の間、目にも止まらぬ速さでかるたに飛びつきます。いやはや、衝撃的な速さです…。なんでも今日のために、家や学校で休み時間も惜しまず練習に励んできたそう。どおりで気合が入っているわけです。

好きこそ物の上手なれ。楽しみながら故郷博士に

大会が終わり、一息。結果集計を待つ間に行われたのは、昨年からスタートした「羽後町クイズ」。青少年育成羽後町民会議の企画で、正解数が多かった人には豪華景品も!かるたを通して遊びながら学んだ羽後町の知識を今度はクイズで腕試し。クイズは全部で12問で、正解だと思うものを4択から選んでいきます。

クイズを出題する沼澤晴夫さん

結果は…全問正解者はおらず、最多は10問正解。そのほか、参加した全員に参加賞が配られました。包装紙の中に何が入っているかは、家に帰ってからのお楽しみ!私も挑戦してみましたが、結果は9問正解。全問正解には遠く及びませんでした。まだまだ勉強が必要そうです。

大久保教育長から記念品の贈呈

最後には「郷土かるた大会」の表彰があり、各チームで多く札を獲得したみなさんが記念品を受け取りました。底知れない集中力と、そこからわかる今日までの練習量に驚かされた1日でした。みなさん、おつかれさまでした!

郷土かるたはどこで買える?「標柱めぐり」で町探索も

今回使われたうご町「郷土かるた」、気になった方は羽後町の歴史民俗資料館もしくは道の駅 端縫いの郷へ。実物を見ることができるほか、郷土かるたを1箱1,000円で購入できます。郷土かるたの歴史やそれぞれの札の解説が書かれた冊子と、うご町「郷土かるた」マップの付録つきです。

また、カルタの題材になった町内の各スポットには「標柱(ひょうちゅう)」が立てられており、そのスポットの主題と郷土かるたの句が記されています。うご町「郷土かるた」マップを頼りに、羽後町を巡ってみるのも楽しいですよ。

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UGONEWS編集部(地域おこし協力隊|岸峰祐)