【しごとーいうご、羽後町を飛び出す】
「しごとぅい湯沢」初開催!

こんにちは!今年4月から羽後町の地域おこし協力隊に就任した荻原涼(おぎはら りょう)です。キャリア教育・高校魅力化をミッションに、小中高生と関わる活動に取り組んでいます。

UGONEWSへの記事投稿は、今回が初めて。2025年6月22日(日)に開催された、小学生の職業観形成に資するプログラム「しごとぅい湯沢」にスタッフとして参加してきたレポートをお届けします。

「しごとぅい湯沢」初めての開催に伴走

羽後町で毎年開催している「しごとーいうご」。「おもちゃ遊び(TOY)」を通じて働くことについての「問い」を見つけるというコンセプトのもと、2019年から続いてきた小学生職業体験イベントです。

そんな「しごとーいうご」が、はじめて羽後町を飛び出しました!

一般社団法人湯沢青年会議所様から打診をいただき、青年会議所様主催の地域交流事業の中で「湯沢版しごとーい」とも呼ぶべき職業体験イベントを実施することができました!タイトルは「しごとぅい湯沢」。

今回は「警察」「消防」「大工」「電気工事」「バッグ屋さん」「銀行」「カメラマン」の計7ブースを展開。それぞれのブースでの体験内容をご紹介します!

7つのブースで、さまざまな「しごと」に挑戦

「警察」ブース

湯沢警察署様にご協力いただき、制服を着て体験に臨むことができました!敬礼を練習し、パトカーに乗車。しっかりと警察官としての仕事を学ぶことができました。

「消防」ブース

湯沢雄勝広域市町村圏組合消防署様から本格的な防護服を提供いただきました!重そうですが、なかなか着られない防護服に、参加した小学生も興味津々でした。

「カメラマン」ブース

チェキやタブレット端末を持って会場をまわり、おしごとに取り組む様子を撮影。印刷されたチェキの枚数やタブレットに保存された写真の多さが、しごとぅい湯沢の充実度を物語っています。

今回のしごとぅい湯沢では”湯沢青年会議所ブース”として、青年会議所の皆様の強みを活かした本格的な体験ブースを展開することができました!

「大工」ブース

金槌を使って本棚づくりに取り組みました!完成した本棚は、なんと一人ひとりが持ち帰れます!

「電気工事」ブース

配線器具の取り付け、ケーブルの接続にチャレンジ。なかなか触ることのないカッコいい器具に、大人の自分も釘づけになってしまいました(笑)。

「バッグ屋さん」ブース

アイロンを使って好きなデザインをバッグに転写し、自分だけのオリジナルバッグを作りました!終わった後に、もらったお菓子をバッグに詰めて持ち帰っている小学生の姿が印象的でした。

「銀行」ブース

普段のしごとーいうごでも大活躍の銀行ブース。今回は、1億円の重さを体感したり、お札を数える練習をしたりと、お金をより身近に体感するような体験をご用意いただきました。

「しごとぅい湯沢」の1日を通して感じたこと

今回、初めて羽後町外でしごとーいを実施し、改めて、夢中で何かに取り組むことの意義を実感できました。大工ブースでの釘打ち、電気工事ブースの配線など、難しい作業も多数あったのではないかと思います。それでも、参加してくれた小学生全員が一生懸命おしごとを楽しんでいる姿を見ることができ、嬉しかったです。そして、小学生だけでなく、「おとにゃん」として小学生を見守ってくれた湯沢市の皆様の優しさと真剣さにも心を打たれるものがありました。いつもと違う場所・形態で実施したことで、普段のしごとーいを運営する私たちとしてもたくさんの気づきを得ることができました。

さて、今年の「しごとーいうご」は11月23日(日祝)に開催予定です!参加者全員が楽しめるような場を作れるよう精一杯準備していく所存です!皆さんのご来場お待ちしております!

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記事制作:荻原 涼