各チームの「やってみたい!」を目標に、羽後中学校3年生が町を盛り上げるため奮闘している地域貢献活動「プロジェクトU」。プロジェクトの最初の目標は、10月9日に開催された学校祭での成果発表でした。UGOHUBとコラボしてお店のテーマソングやPRポスターの作成に挑戦していたチームUGOHUBは、完成したテーマソングを学校祭で披露。今回は、メディア初公開となるチームUGOHUBのミュージックビデオをご紹介します!
中学生が「やってみたい!」で地域貢献に挑戦中!
羽後中学校の3年生が取り組んでいる「プロジェクトU」とは、生徒たちが6チームに分かれてそれぞれの「やってみたい!」で地域貢献に挑戦する活動です。各グループとそれぞれの活動内容は次の通り。
【チーム湯沢ロイヤルホテル】
湯沢ロイヤルホテルのレストランとコラボして、地元産の食材を使った商品開発に挑戦中。
【チーム道の駅うご】
道の駅うご 端縫いの郷とコラボして、地元産の食材を使った商品開発に挑戦中。
【チームUGOHUB】
yado&kissa UGOHUBとコラボして、UGOHUBのPR活動に挑戦中。
【チームみなとや&ラグドール】
明通りチーズ工房、弥助そばとコラボして、地元産の食材を使った商品開発に挑戦中。
【チームアクセサリー&ステッカー】
湯沢市のハンドメイド作家make☆magicとコラボして、羽後町をモチーフにしたアクセサリー作りに挑戦中。
【チームWebページ】
中学生独自の視点で、羽後町のPRサイト作りに挑戦中。
学校祭でも大好評!「UGOHUBテーマソング」初公開。
チームUGOHUBがPRに挑戦しているお店「yado&kissa UGOHUB」は、西馬音内本町通りにあるレンタルスペースとシェアキッチンを兼ねた羽後町唯一のゲストハウス。店主の村岡さんは仙北市出身で、前職でのご縁があり2020年4月に羽後町でUGOHUBをオープンしました。誰もがやりたいことに挑戦できる場所として、年代問わず町内外のさまざまな人たちで日々賑わいを見せています。
それでは、チームUGOHUBによるUGOHUBの魅力がたっぷり詰まったミュージックビデオをどうぞご覧くださいっ!
チームUGOHUB担当の村木先生よりメッセージ
チームUGOHUB担当の村木先生よりメッセージをいただきました。今回のプロジェクトは村木先生にとってもとても思い入れの深い取り組みになったんだとか。
「担当としましては、本格的な作詞作曲、動画制作が初めてという生徒たちとの試行錯誤の日々でした。しかしながら、少しずつ自分たちが作ったものが形になっていく喜び、それを待ってくれている人がいること、そして多くのご協力をいただいて制作することができたということを学んでもらえたことがなにより嬉しかったです。
UGOHUBチームは、活動を本格化させる前にチーム全員でUGOHUBさんを訪問し、オーナーの村岡さんがどんな思いでこのお店を立ち上げたのかを取材しに行きました。そこからテーマソング班(5名)は、その思いをなんとか歌詞にしていこうと、考えを出し合って完成させました。特に生徒たちが大事にしていたことは、「自分たちのチャレンジや夢を後押ししてもらえる場所であることをどうやって伝えるか」でした。
歌詞を通して、私たちが受け取った村岡さんの熱い想いが、曲を聞いた皆さんに伝わると嬉しいです。作詞作曲を始めるにあたり、株式会社あきた総研 代表取締役 須田紘彬さんと、シンガーソングライター 柴田トオルさんのお力をお借りしました。レコーディングは、NPO法人みらいの学校 松浦さんのお力をお借りして、テーマソング班全員で行いました。UGOHUBのロゴから見てとれる「多様性」を表現するために、伴奏なしのアカペラの部分を作ったり、手拍子を入れてみたり、使用する楽器やリズムを増やしていったりといった工夫をしました。
ミュージックビデオ班(3名)は、台本を作り、それに基づいて自分たちで写真・動画素材を撮りに行きました。動画作成が初めてとは思えないくらい、画像の切り替わり方や映し方にこだわっていました。レコーディングが済んだあと、松浦さんに編集ソフトでサンプルを作っていただき、ミュージックビデオ班が追加の注文をしながら完成させていったものが、お披露目させたいただいたミュージックビデオです。生徒たちが一生懸命制作したミュージックビデオを多くの方々に見ていただき、UGOHUBに足を運ぶ人が増えるといいなと感じています。」
チームUGOHUBの生徒たちの手応えは・・
チームUGOHUBのメンバーからもメッセージをいただきました。
〈テーマソング班 作詞リーダー〉 佐藤 こうこさん
作詞作曲は0からのスタートでしたが、みんなで協力して楽しみながら制作ができました。UGOHUBさんの想いを歌に乗せるという目標を立て、最終的にその目標を達成できたのでよかったです。ミュージックビデオとテーマソングの出来に、「これ本当に自分たちで作ったの!?」と驚かれたことが嬉しかったです。
〈テーマソング班 作曲リーダー〉 髙橋 みきさん
最初は私たちが作詞作曲経験がなく不安な状態で始まりましたが、たくさんの人の支えがあってなんとか曲を完成させることができました。協力してくださった方からのアドバイスを活かしたことで、よりよい曲ができたと思います。周りから「覚えやすい」と言われて、実際に歌ってくれた人もいました。嬉しかったです。
〈ミュージックビデオ班 リーダー〉 佐藤 みなみさん
初めてのことばかりで、どんなカットを撮ればよいのかわからない状態で始まりましたが、グループ3人で協力して活動できたのでよかったです。羽後中祭でお披露目されたとき、UGOHUBチーム以外の人たちが覚えてくれていたり、ミュージックビデオ内の写真にリアクションをとってくれたりしたことが嬉しかったです。
学校祭当日の配信後、他学年の生徒からの「覚えました!もう歌えます!」といった声や「家で見ていた兄弟が、毎日のように歌っています!」などの嬉しい声がたくさん届いているそうです。特にミュージックビデオを見た生徒たちの印象に残っているのが、UGOHUB完成前の姿から現在までの軌跡や、普段は見られない2階のゲストハウススペースの映像なんだとか。みなさんはどのシーンが印象的でしたか?
今後のプロジェクトUの活動展開もどうぞお楽しみに〜っ!
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記者:UGONEWS編集部