こんにちは!現在羽後町に滞在して羽後高校で活動している、大学3年生の奥井紗里奈です。今回は羽後高校1年生の総合的な探究の時間である「羽後学」についてご紹介します。
1年生 総合的な探究の時間「羽後学」
「羽後学」は羽後高校での総合的な探究の時間の中で扱っている学習です。今年度の羽後学の全体テーマは「社会の中で自分は何者か」というもので、1年生は「自分は何者か」、2年生は「羽後町・社会の中で自分は何ができるのか、何をしたいのか」というテーマのもと、探究活動を行いました。1年生の羽後学では主に、自分について考える自己探究と、地域について知る地域探究を行いました。
自己探究
自己探究の時間には、自身の年表作成や、お互いにインタビューを行う活動を通して、これまでの人生や自分自身について振り返りました。これらの活動を通して、「自分のことを客観的に見て自分のことをもっと知れた。」や「自分の幼い頃はこんなことをしていたんだ、こんなことあったなと振り返ることが出来た。」「自分はどんな人なのかを見つめ直す事ができた。」などの感想が見られました。
地域探究
地域探究の時間では、羽後町の名産品であるスイカを作っている農家の方や、農家民宿を経営されている方から講話をしていただきました。「自分の地元にはたくさんの魅力があること、知らなかったことを知ることが出来た。」「羽後町で働いている人が、社会問題に貢献していて憧れた。」などの感想が見られ、羽後町や自分の将来について考えるきっかけになったようです。
羽後学発表会
2/18(金)に1・2年生合同で羽後学の発表会を実施しました。新型コロナウイルス感染予防のために、各教室と大学生をオンラインで繋いだ形での発表会となりました。
1年生からは、「羽後学で交流したり話し合いをしていくうちに自分が思っていたよりも話すことができた。」や「羽後学を通して自分から進んで行動する力が身に付いた。」など、羽後学での活動を通して自分自身の成長を実感している生徒も多く見られました。
羽後学での活動をきっかけに、自分自身や地域について目を向けながら、自分自身の将来について考えていって欲しいと思います。
記者:奥井 紗里奈(慶應義塾大学3年)
神奈川県大和市出身
2021年9月から羽後町に滞在中。
羽後町や羽後高校で毎日楽しく活動しています☆