【背尾の日常備忘録09】対の石馬と小径の先に

こんにちは。羽後町を舞台にシナリオゲームを作りたい協力隊員、背尾文哉です。

先日、撮影機材を新調しました。それまでは主にスマートフォンのカメラでの撮影が主流だったのですが、これを機に写真の質にもこだわりを深めていければと思います。なお、今回も諸事情により予告とは異なった投稿内容となっております。ご了承ください。

備忘録09 御嶽神社

2022年7月23日(土) 天気:曇り 気温27度

県道57号線の沿い、七曲り峠で有名な鴻屋梺線の入り口付近。ここを川沿いに伸びる小道の先に御嶽神社がある。最初に見えてくるのが、山門と木造の小屋。山門には二体の馬の石像、通称『石馬っ子』が安置されている。

山門をくぐると、辺りを包む空気がいちどきに別のものとなる。静謐と自然の鼓動が同居した小径。前日の雨滴に濡れた苔がキラキラと輝いて見える。そのまま歩を進めると、やがて小さな滝が姿を現した。「不動の滝」と呼ばれるその飛瀑は、前日までに蓄えた雨を勢いよく吐き出していた。

滝の左手には、辛うじて道と言える急峻な参道が伸びている。足元に気を配りながらけもの道を登ること10分。不意に現れた石段を上がると、視界が開けた。そこが御嶽神社の本殿である。木立に囲まれた空間に日が差し込み、後光の様に社殿を照らし出す。古風なつくりの社殿の右手にはもう一つの下山道と、別の社がある広場とをつなぐ小道が伸びていた。

こちらの社は本殿とはつくりが違う。だが、その脇にはやはり馬の像がじっと佇んでいた。

馬を御神体とする御嶽神社。訪れる際は足元と野生の動物にくれぐれもご注意を。

【備忘録09】では御嶽神社をご紹介しました。次回もお楽しみに!

グーグルマップ:

https://goo.gl/maps/oLXR4rd7wCZfzGkh9

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撮影・執筆|背尾 文哉(地域おこし協力隊)

愛知県日進市出身。地域のイベントごとが大好きな、しがないゲームクリエイター。協力隊活動を通して得た羽後町の魅力をシナリオゲームにして発信予定。趣味はサッカーと筋トレ。