【取材レポート|8月15日開催】
来場者200人越え!飯沢魚つかみどり大会

2024年8月15日(木)、羽後町飯沢地区で飯沢魚つかみどり大会が行われました!コロナ禍以来4年ぶりに実施された昨年に続き、今年で32回目となる今大会。昨年に引き続き町民対象の開催でしたが、多くの人が訪れ賑わいました。今回は前日準備と当日のイベントの様子を取材してきました!

一致団結!芝生からイベント会場に大変身

8月14日(水)にはイベントの前日準備が行われました。この大会は30名ほどの地域住民からなる実行委員会が、会場準備から運営、片付けまでを担います。当日8時半にイベント会場と教えられた場所に行ってみると、ひらけた草原に実行委員会のみなさんが集まっていました。早速、会場の芝刈りに取りかかります。

危ない木の枝は、木の上に登って切り落とします。

芝刈りが一通り終わると登場したのが、いくつかの太くて真っ黒なホース。繋ぎ合わせて一本の管にした後に、ブルーシートをかければ仮設の生け簀(いけす)の完成です。

気温30度を超えるお昼に差しかかり、作業も終盤に。だんだんとイベント会場の様相ができてきました。会話を弾ませながらのテント設営に笑顔がこぼれます。

テント下には大きな棚が。内も外も拭き取って綺麗にします。どんなふうに使われるのかは…当日のお楽しみ!

前日準備を訪れると、最高のイベントにしようという思いで汗を流すかっこいいみなさんの姿がありました。すべては子どもたちの笑顔のために、そんなアツい思いが伝わる準備風景。暑い中での数時間にわたる作業、本当にお疲れさまでした!

32回目の開催。形を変えても変わらぬ楽しさ

天候に恵まれたイベント当日。10時開場の30分前には会場に到着し、受付を済ませてブルーシートを敷きはじめる人の姿が。来場者全員が対象となる福引や、大きなイワナを取った人に贈られる大物賞も登場し盛り上がります。

今年の魚つかみどりは「小学生限定」。例年は隣接する河川で、年齢制限を設けずに行われていた今大会。コロナ禍以降は人数制限や怪我防止を兼ねて、イベント開場横の芝生の生け簀(いけす)で開催されるようになりました。限られた人数・時間の中、川から水を引いたひんやりとしたプールでイワナを追いかけます。

最初に入った低学年の子どもたちは、スルッと手元から逃げてしまうイワナに苦戦。高学年になると手さばきも器用になり、イワナを次々と掴んで袋に入れていく姿も見られました。多くの子どもたちが訪れ、思い思いの方法でイワナをゲット!プールの外からは元気な声援が飛び、賑やかな空間であっという間に時間が経っていました。

つかみどりを終えると昼食の時間。焼きそばや焼き鳥、イワナの串焼きを頬張ります。かき氷スタンドには行列ができていました。準備の際に丁寧に清掃していた棚は…キンキンに冷えた飲み物が並ぶショーケースに!

つかみどりのイワナは会場では調理せず、お家に持ち帰るスタイル。自分でとった魚の味は格別だったことでしょう!8月中旬、夏らしさの中に涼しさを感じる一日となりました。

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UGONEWS編集部(地域おこし協力隊|岸峰祐)