タイの大学生が見た・体験した・感じた羽後町を発表!
7月11日(木)10時より羽後町活性化センターにて「羽後町留学・カセサート大学インターンシップ」の成果発表会が開催されました。
羽後町留学は、羽後町とタイ王国カセサート大学との連携協定の一環として行われている国際交流プログラムの一環。6月上旬から7月中旬までの約1か月半、カセサート大学の学生が羽後町に滞在してローカルの文化や農業などを体験しつつ、地域住民と交流をはかるという取組みです。
今回は男女合わせて5名のカセサート大学生が参加。日中は主に地元のJAや農業法人、個人の農家さんのお手伝いをしながら、米づくり・花卉栽培・そば栽培などの現場に足を運び、日本とタイの農業の違いや特性などを調査しました。
「日本の農業は思った以上に機会化・オートメーション化が進んでいる」「気温や湿度など、細かいデータをとって品質向上に活用していて驚いた」「とはいえ肉体労働は大変だったり、新規就農時の初期投資が多いことは、タイも日本の地方でも同じ課題だと感じた」などなど。農業系の大学生ならではのするどい観察力で、日本の地方の農業の素晴らしい点と課題をレポートしてくれました。
かたことの英語と日本語でめいっぱい農村文化を体験!
お手伝いの合間には盆踊り体験・そば打ち体験・郷土料理づくり・郷土芸能見学などに積極的に参加。日本の農村エリアならではの伝統や郷土文化を体験しました。また地元の小学校・中学校・高校を訪れて、たくさんのこどもたちとも交流。お互いの国のことについて話し合うプログラムなども実施されました。
地域のこどもだちにとっては、地元にいながらグローバルの環境に触れることができる貴重な機会になったはずです。
6月から約1か月半のプログラムが終わり、無事に修了を迎えた2019年最初の羽後町留学。個性豊かな留学生たちの人となりや活動の模様を、もっと地域の皆さんに知っていただくためにも、引続きUGONEWSでは今回の羽後町留学の様子をお伝えしていきます。どうぞお楽しみに!
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【記者】UGONEWS編集部
【写真】小森一太(トラベルデザイン株式会社)