【UGONEWSレポート】小学生向けしごと体験イベント「しごとーいうご2022」大盛況!Part.2

今年も盛会裏に終わった小学生職業体験イベント「しごとーいうご2022」。
本記事ではアンケート結果や中高生実行委員会の裏側などをレポートします。

レポートPart.1はこちら

【UGONEWSレポート】小学生向けしごと体験イベント「しごとーいうご2022」大盛況!Part.1

参加者アンケート結果

今回アンケート回答いただいたのは25名(回答率43.9%)の保護者の皆様。

新型感染症によるキャンセルもありましたが、町内から64名(91%)、町外から6名という参加者でした。学年は3年生以下が多くなっています。初参加は48%で、中には4回以上参加したことがあるプロも。

参加の経緯については、チラシ・ポスターを見て、運営からの声掛けが多く、その他では兄弟が以前に参加したから、去年参加して楽しかったから、などがありました。

参加する前の様子については、ポジティブな意見が多かったです。

人気ブースe-sportrs道場、薬局、クラフト工房。開業ブースを多く設置し、開業コーナー10区画中6区画が開業されました。

 

(問)
お子さんの参加前後で変化があった場合、どのような変化があったか教えてください。

(答)
・まだ目立った変化はありません
・帰ってきてからも残ったトーイで遊んでいました!お金の価値を学べたのかなと思います。
・1年に1回というイベントに連続して参加する事により、来年はあれをやりたい、トーイはどれくらいとっておきたい、等々、次へのステップを子供なりに考えていました。
・自ら働いて稼いだお金で買ったものは特別な価値があるように感じたようです
・普段は無口だが、色々と話してくれた

(問)
イベントを通じて子どもたちにとって学びになったことはなんだと思いましたか。

(答)
・仕事をして、お金をもらい欲しい物を買ったり、貯金したりしてお金を大事に使うこと。
・お仕事をしなければ欲しいものが買えないという事
・学年があがるにつれ、どうしてもこうしたイベントは小さいときに比べ新鮮味がなくなることはやむを得ない点
・関わった事のない人達と接する機会を与えてもらい、体験したことのない 初めてのことをいろいろ友達と考えながら行動でき、良い経験ができたと思います。
・恥ずかしがらずに話したり、取り組んでみたりすりこと。

次回開催時には参加したいとの声が88%も。そのうち24%が運営にも携わりたいとの嬉しい回答がありました。

羽後町でのしごとーいうごの開催について、88%が開催を望んでいます。

(問)
最後にしごとーい全体についてご意見・ご要望・ご感想があればおしえてください。

(答)
・初めての参加で楽しみとやる気の反面、親と離れての行動に不安もあり、子供達はドキドキしながらの体験でした。
迎えに行った際、2人の表情からとても楽しかったんだな。というのが分かり参加して良かったなと思いました。車内でも自宅でも、寝るまで(笑)ずっと話が止まりませんでした!これからもずっと参加したいです。

・このような体験の場は貴重です。娘は、コロナ前に開催された しごとーいが一番楽しかったと言っていました。
新しい体験ブースを増やして頂き これからも続けて欲しいです。ライヴ配信ですが…全体ではなく、各ブースの体験の様子が大きく見えると楽しいかな~と思います。

・毎年楽しみにしているのでコロナ禍の中、開催していただきありがとうございます。楽しさの中で将来の仕事を見つけるきっかけになったらいいな、と思います。知っている中学生のお姉さんがいたこともあり、楽しかったみたいです。中学生のボランティア来年も続けてもらいたいです。

・今回参加していない小6の姉が、楽しそう、ボランティアやってみたいと言ってました。それくらい、魅力のあるイベントだと思うので今後も継続して開催してほしいです。

・コロナ禍の中、開催していただき、有難うございました。
子供たちは毎年、本当に楽しみにしています。中学生になったら、「オトニャン」でしごとーいうごに参加するとも言ってます。良いものは、自然と受け継がれていくのだと感じました。こういったイベントを子供達に経験させれた事を、親として幸せと思います。羽後町で子育てしていて良かったと思います。

ほかに参加費1000円の価値について、始まる時間について、ブースの数について、Youtube配信についてのご意見も寄せられ、参加されたご家庭の熱の入りようも感じられました。

いただいたご感想・ご意見については次回の運営に反映をさせていただきます。ご回答、誠にありがとうございました◎

ボランティアアンケート結果

当日のボランティアについては、中高生実行委員会22名を含む54名で運営が行われました。
本当のご職業をブースとして運営に携わっていただける方から一般の方まで、多様な大人が関わるのもしごとーいの醍醐味の一つです。
少数ではありますが、アンケートにご回答いただきましたので、ご紹介します。

運営や学校、企業からのお声がけにて参加した方が多く、参加前はポジティブな気持ちが大半の一方で、不安やネガティブな感情も。

担当ブースについては大半が満足しており、内容改変のご意見もいただきました。
(問)
子どもたちにとって学びになったことはなんだと思いましたか。

(答)
・いままで病院から処方された薬が自分の手元にくるまでの一連の流れを知ることができ、何事もこうしてつながっているんだということを知れたと思います。薬袋の患者さんへの一言には、個性が表れていました。薬局で働く側の気持ちになれたと思います。

・ものを買ったり、サービスを受けたりするには、労働の対価として支払われるお金が必要だということ。(開業コーナーがあったこともとても良いと思いました)

・周りの人の助けがあってこそ、生活していくことができるということ。

・銀行や税務署もあることで仕事についてだけでなく、お金の流れや流通の流れを知ることができて良いなと感じました。

・ただの仕事体験ではなく給料制で社会の厳しさ、難しさ、納税の仕組みまで学べるのはとても良い。
 その中で起業した子達はすごいな!と。パンフレットには起業スペースとあったけれど、実際にする子はいないと思っていたので。
 原動力とアイデアに尊敬!大人になった時、羽後町を活性化してくれるような起業を本当にしてくれるといいですね!
 イベントの常連さん?になると仕事について考える力がついてきてるな〜と思いました。(時間と金額、割に合う合わないと喋ってる子がいました。)

 

(問)
しごとーい(子どもたち)の活動を通して、自分の働き方や社会とのつながりに学びになったことがあれば、お書きください。

(答)
・ボランティアのみなさんと話してみると、色々な職種の方や人生経験豊富な方で、自分の人生の刺激にもなりました。まちづくりに携わっていますが、近年子ども~高校生からも話を聞くことができ、しごとーいの関わりはそちらでも活かせるのではと思いました。

・自分の案内で子供たちが自分から動きそこで楽しそうに活動している姿を見てとてもうれしいと思った。まだ、将来のことがはっきりと見えていないが、このような人の笑顔につながるような仕事につきたいな思った。

・子供と侮らず、やらせてみよう!の精神。意外とやれるんですよね!子供って。とにかく伸びしろがすごい。
 ”まだ早い”と思わず諦めさせず、子供達の知りたい!やりたい!と思える機会をもっと作ってみんなでサポートできるようになれればと思いました。

・楽しむことが何より大事なのだと学びました。また、失敗から学び改善していく過程を目の前で見ていて失敗することは悪いことではないことが伝えられたらと感じました。

・開業する子たちを見て、自身で商品を仕入れ、仕入れたものを使って新たに商品を生み出す姿勢や発想が素敵だと思いました。

(問)
最後にしごとーい全体についてご意見・ご感想があればおしえてください。

(答)
・次回は湯沢市で実施頂きたい

・ぜひ、次回も参加したいです!!!

・ユーチューバーやeスポーツ選手など最近流行りのブースが目立ちすぎていたような気がします。どちらかひとつでいいと思います。運送業や技術職といった昔からある職業ブースがもっとあればいいなと思いました。

・貴重な経験をさせていただき、本当にありがとうございました!とても楽しかったです!子どもたちの笑顔を見て元気をもらえました!!

本当にお忙しい中ご参加いただきまして、ありがとうございました。
温かいメッセージや課題提起もいただき、皆様に支えられて開催できるイベントだと再認識いたしました。

運営総括

今回のテーマは「中高生実行委員会による運営」。

中高生の方々への声掛けが遅く、時間の無い中でアイディアを話し合うこととなりましたが、実行委員の皆さんにも大きな学びになったようです。

新型感染症によって参加者、ボランティアのキャンセルやブースに実際の職業の方をお呼びできないこともありましたが、無事に開催することができ、また、温かいお声をたくさんいただけた事はイベントを続ける喜びになっております。

いただいたご意見を踏まえ、課題を乗り越えながら、羽後町で一番楽しいイベントになるように研究を続けたいと思います。

次年度はブース数と内容の充実、ちゅう

関係者の皆様には本当に感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

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NPO法人みらいの学校