どうも、地域おこし協力隊の小森です。先日AAB秋田朝日放送にて放映された「第19回あきたふるさと手づくりCM大賞」にて、羽後町の作品が秋田銀行賞を頂きました。昨年に引き続き協力隊としてお手伝いさせて頂きましたが、二年連続の受賞は、ひとえに撮影・編集・企画の実現に協力してくださった地域の皆さんのパワーです。あらためて、ご協力本当にありがとうございました。
副賞として、秋田朝日放送で年間100本のCM放映をさせて頂くことになります。まだ昨年のスイカラップが耳に残る方もいるかもしれませんが、今回もお茶の間で流れた際にはぜひ見てやってください。
*こちらが2020年度の作品『SUIKA AMAIKA』。
今年のCMのテーマは「そば」。ちょっと甘酸っぱいストーリー仕立てに、そばでつながる高校生を描きました。主演の美男美女はどちらも羽後高生、ナレーションは羽後中の生徒会長さんにお願いしました。町は若い才能で溢れていますね。
そんな今年のふるさとCMの撮影場所となった、道の駅うごのそば打ち体験場。今まで取材を含めて何度か伺ったことはあるものの、今回はじめてそば打ちを体験する機会に恵まれたので、レポートしてきました。
1鉢あたりの料金は3200円で、最大3人まで一緒に体験できます。今回は2鉢分を4人で打っていきます。
打ち始める前はスタッフさんから、西馬音内そばの歴史とそば打ちの技術の説明があります。なんだか4人の格好がバラバラすぎますね。
私・小森は新人協力隊の内野さん(写真右)と打っていきます。今回教えてくださる大友さんは、道の駅うごが認定した「弥助流そば伝承士」10名のうちの一人。200年以上の歴史のある「弥助そばや」秘伝の打ち方を伝授してくださいます。
まず用意するのは小麦粉とそば粉を2:8で混ぜた粉と、つなぎとして入れる布海苔。熱した布海苔を少しずつ粉に混ぜていきます。
反対側のテーブルでは、道の駅うごの駅長の小坂さん自らがご指導!こねるにつれ、ダマになっていた生地が少しずつまとまっていきます。ツヤツヤにまとまった生地の表面が触っていてとても心地よいです。白衣のせいか、理科の実験みたい。
ひとつの生地にまとまったら、さらにシワやすき間をなくしていきます。はじめは棒状に丸めて…
今度は球状におしこんでいく。この作業、かなり繊細さが必要かも。
シワひとつない生地ができたら、今度は円形へと伸ばしていきます。リズムよく拇指球あたりで押しながら…
ある程度平たくなったら、めん棒に巻きつけてパタパタと転がして伸ばしていきます。これが楽しい!
力を入れて伸ばすのではなく、遠心力で転がして伸ばす。角度を変えてやりながら、徐々に大きな円形へと伸ばしていきます。
広がりきった生地をキレイに折りたたんで、最後に切っていきます。生地を切るときの「ざくっざくっ」という振動がとても心地よく、ストレス発散の効果がある気がします。麺を細く切るのが、とても難しいです。
茹で上がったら、いよいよ実食!いつも食べている冷がけそばなのに、思わず笑顔になっちゃいました。太さがまばらな麺は、体験場でしか食べれない限定品です。
手打ちならではの少しザラザラした食感の麺が、濃いめのツユに絡んでとても美味しい!寒くてもやっぱり、西馬音内そばは冷やがけで食べたいですね。
そば打ち体験では実食に加え、余った分のそばを自宅用に持ち帰ることができます。現在は平日のみの2部制(12:30〜・14:30〜)で受け付け中、時間は60〜90分ほど。完全予約制ですが、1名からでも10名以上の団体でも気軽に体験できます。
羽後町に立ち寄って時間に余裕のある方は、ランチついでに打ってみてはいかがですか?
そば打ち体験について
開催期間 |
平日のみ営業(12:30~、14:30~ の1日2回) |
所要時間 |
1時間~1時間半 |
参加条件・料金 |
1名様から体験可能 |
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体験料 1グループ 3,200円(体験+実食+お持ち帰り(つゆ付き)) ※そばの量は1鉢分(4~5人前)となります。 ※1鉢に対し3名までの共同体験となります。 ※団体料金(10名様~)はお1人様1,000円~(要相談) ※実施日の3日前よりキャンセル料が発生いたします。 |
予約の有無 |
要事前予約 個人の場合…5日前まで 団体の場合…1ヵ月前まで |
集合場所 |
道の駅うご 端縫いの郷 そば打ち体験場 〒012-1131 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200 駐車場あり(無料) |
持ち物 |
エプロン、三角巾、マスク |
主催者HP |
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予約先 |
羽後町観光物産協会 TEL:0183-55-8635FAX:0183-55-8636 メール:kanko@hanuinosato.jp |