こんにちは!
いよいよ秋も深まってきました。
おむすびとプロジェクトも順調に進んでおります!
皆様にお届けするプロダクトを作るため、8月29日と9月5日に、2回のワークショップを行いました!
第2回「バックキャスティング・デザイン思考」
まずは8月29日に行われた第2回目。
「バックキャスティング・デザイン思考」をワークショップで学びました。
その後、わくわくするおむすびとプロダクトを作るために、学んだことを生かし、メンバーみんなで
どんな贈り物が喜んでもらえるのか?を考えました。
バックキャスティング・デザイン思考を教えてくださったのは株式会社マッシュアップの亀岡さん。
幅広い年齢層が所属しているおむすびとメンバー。
「バックキャスティング」は普段なかなか聞くことのない単語でしたが、面白い実例とともにわかりやすく教えてくださいました。
バックキャスティングは今ある課題から解決策を導き、理想の未来を描くもの。
手にした人に何を思ってほしいか、どういう気持ちになってほしいか、という観点から、「思い込みではなく、思い入れのあるアイディアを!」ということを大事にし、発想を膨らませることが出来ました。
「エビデンス(科学的根拠や裏付けがあること)ではなく、想いから考え始められるのがバックキャスティング。」という言葉が印象的でした。
デザイン思考は理想の未来から世界を考え、逆算して今何をするべきかを考えるもの。
10年後のビジョンから5年後どうなっているべきなのか。その為には今何をするべきなのかを考えることにより、現状の延長上を飛び越えたアイディアを生み出すことが出来ます。
「未来を予測する最良の方法はそれを発明することだ」という言葉の通り、自分たちのアイディアで理想の未来を作る!という気持ちでこの後のグループワークに臨みました。
今回もワークショップ内容をグラレコにまとめていただいています…!
グループワークのテーマは、
「自分がもらって嬉しい、羽後町から離れていても想いが伝わる商品」。
①いつもらったら嬉しいか
②どんなことが伝わったら嬉しいか
③その結果、どんな気持ちになるのか
この3点を、自分だったら、というそれぞれの感性を大事にして話し合いました。
羽後町を離れたことのないメンバーもいれば、羽後町に住んだことのないメンバーもいますが、
4グループそれぞれが、自分の経験や、想像力をもとに考え、発表しました!
各チームで出た意見はグラレコをご覧ください!
第2回参加メンバーの集合写真です。
第3回はこのワークショップで出た意見をもとに、「シナリオライティング」をしていきます!
第3回「シナリオライティング」
さて、これに続く形で第3回。
9月5日には「シナリオライティング」のワークショップを行いました。
まず、シナリオを描くうえでおむすびとプロダクトを表す文章、おむすびとプロダクトリード文が発表されました!
この文章は前回のワークショップで、4チームから出た意見を精査し、最終的に“みらいクリエイティ部”の高校生が決定しました。
それは……
「帰省前や誕生日、記念日に
羽後町での新たなチャレンジやホットニュースを添えて贈り、
離れていても羽後町との繋がりを実感できる」もの!
この思いを込めたパッケージデザインを考え、
羽後町産のお米300gを真空パックにしたものをおむすびと仕様にして、皆様にお届けします!
この思いを手に取ってくれた方に伝わるデザインに落とし込むために、シナリオライティングという手法をワークショップで学びました。
シナリオライティングを教えてくださったのは
チームババヘラの小松由さん。
シナリオライティングとは、人々の記憶に残る「ストーリー」の骨組みとなる、感情や関わりをシナリオとして描くことで、ストーリーを演出することができるようになるもの。
このリード文に込められた思いをワクワクさせるデザインで伝えるために、グループワークを行いました。
まずはじめに、自分たちの「現状」を見つめ、そこから「実現したい状態」を考えます。
その感覚をつかみながら、次はおむすびとプロダクトリード文からシナリオを描いていきます。
その為に行ったのが、
おむすびとプロジェクトの「すべてがうまくいった未来」を想像して、おむすびとプロジェクト全体のシナリオを描いていくこと。
10月のツアーのことやおむすびとプロダクトが完成したときから始まり、おむすびとプロジェクト2年目開始時、3年目の開始時まで、その時々の節目で何が起きたのか、想像力を働かせてワクワクするストーリーを描きます。
そして、それを実際起きたことのように“過去形”で話すというワーク。
「10月のおむすびとツアーではこんなことがあって楽しかったよね」
「プロジェクト終了時の打ち上げの飲み会は本当に大盛り上がりだったなあ」
「忘年会が盛り上がりすぎて飲み放題の時間が全然足りなかった(笑)」
「あの事がきっかけで羽後町に観光客がたくさん来て驚いた~!」
など、実際に起こったことのように話す時間は本当にワクワクがあふれた楽しい時間でした!
ワクワクがつまった、おむすびとの歴史年表のようなものが出来ました…!
第3回参加メンバーの集合写真です。
次は、ロゴデザインやプロダクトのデザインを決めます…!
このワクワクをもとに、9月26日におむすびとプロジェクトのロゴデザインのワークショップを行い、10月3日にはいよいよおむすびとの集大成として、オンラインツアーが実施されます!
いよいよプロダクト作成に近づいてきましたが、ワクワクを届けるために、まず自分たちがワクワクしながら毎回ミーティングを重ねています。
今後のおむすびとプロジェクトにもご期待ください!!
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記者 奥山 紗恵子(NPOみらいの学校 プロジェクトパートナー)
羽後町出身。県外大学卒後Aターン就職。現在は1人暮らし奮闘中。中学校時代には盆踊りクラブに所属し、西馬音内盆踊りでは毎年のように踊っていましたが、、、最近はご無沙汰です。
羽後町らしさ、わかりやすさを追求した記事が書けるように頑張ります!
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