【#みんなでうごもん】藍染着物編~ゆめくらぶさん~

 

ということで今回は… ゆめくらぶさんにお話を伺いました!

#みんなでうごもん概要記事は こちら ご参照ください。

早速店内へ!

お裁縫スペースやずらっと並んだ藍染めTシャツやストールなどがあります!
左下に見えるのは藍染めのマスクですね…!

それもそのはず、ゆめくらぶさんでは、藍染めの衣装だけでなく、
藍染めのTシャツやストールなど、日常に取り入れやすい藍染め商品も多く製作・販売しています。
また、和裁や着付けの教室もやっていらっしゃいます。

いろいろな柄やシルエットの藍染のTシャツに目移りするところですが、
販売している藍染めの着物がいくつかあるとのことで早速見せていただきました!

 ゆめくらぶさんの藍染め着物!

1つ目はこちら!

万華鏡のような総柄がとっても綺麗です…!

やっぱり染物ならでは、よーーく見ると、柄1つ1つの表情が違います。
西馬音内盆踊りの夏の夜、かがり火に照らされることを想像するとまた違った表情が見えてきますね!

そして2つ目!

こちらは竹をモチーフにした絞り。
近づいてみるとまた違う魅力がありますよね!

葉の模様も近づくと細かいところまで見られてとっても素敵!
後ろの竹を思わせるまっすぐ伸びた柄と、葉の色と、ベースの色のグラデーションで
奥行きが感じられて1つの絵画のようです!

 

この2着はほんの一例ですが、このまま商品として販売しているもの。
実際に見たり、写真で見てこれだ!というものに出会ったらすぐにでも購入できます!

そして、実際にゆめくらぶさんでは試着も可能なので、
選んだ柄が自分に似合うのかどうかもばっちりチェックしてから買うことができます。

 

今年は、残念ながら西馬音内盆踊りは新型コロナウイルス拡散防止の観点から中止となってしまいましたが…

ゆめくらぶさんで西馬音内盆踊りの衣装を購入すると、その年の盆踊りの時にその衣装の着付けが無料というサービスもあるのです!

西馬音内盆踊りは日常ではしない動きの振付もありますので、
「がんけ」で着物の袖はつかみやすいかな?回る時に足がさばきやすいかな?というところを気にしたり、
赤いしごきを左側で結ぶという決まりがあったり、はじめて着るのはなかなか難しいんです…!

これは本当に本当に嬉しいサービスです!!!
個人的に声を大にしてお伝えしたいポイントです!!!

 

買い方チャート!

「ゆめくらぶ」さんで藍染めの着物を注文するなら!

試着してみる

女性用の浴衣には“おはしょり”という折り返しがあるため、着付けの際に丈を調節できます。
ゆめくらぶさんの完成品は、大体150~165㎝の身長の方に合うように作られていますので、その背丈の方なら完成品をすぐに購入が出来ます。

とにかくイメージを膨らませるためにも一度試着してみるのもアリかと!

②完成品か、オーダーメイドかを選ぶ。

女性用は店内にある完成品、もしくはオーダーメイドでの購入のどちらかとなります。
男性用はおはしょりできないため、オーダーメイドのみの扱いとなっています。

「とにかくすぐほしい!」や、完成品をみて「これが気に入った!」というものがあればそれを選ぶもよし。

もうちょっとこういう風に…!と思えばオーダーもできますのでそれぞれの希望に合わせて選んでくださいね。

③柄のイメージ・予算を伝える

オーダーの場合は柄や予算などの要望や、自分のサイズをお伝えして、制作をお願いします。
あとは楽しみに届くのを待つだけです!

ゆめくらぶさんが着物に使っている柄は、
秋田県立博物館の職員である宮本先生から教わったという図柄。
秋田で行われてきた絞り技法を使ったものです。
沢山あるようで、少しお聞きしただけでも鳥や鯉の滝登り、花など、
少しお伺いしただけでもいろんなモチーフがありました!

和裁のプロのスタッフさんとともに、女性の感性で丁寧に藍染め衣装を作り上げています。

お値段と、完成までの期間は?

価格は大体1着6万円から10万円。

製作期間は早く絞れる、簡単な柄のものなら1か月ほど。
ちょっと凝ったものになると3か月以上が目安です。

 

着物のほかにも洋服、小物などなど、藍染めのものが買えますので、
店舗や、ホームページをのぞいてみてはいかがでしょうか!

お問い合わせはこちら!!

ゆめくらぶ

〒012−1131秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町103

TEL:080-6008-0749(代表・黒澤)

HP:http://ugoyumeclub.sakura.ne.jp/wp/

購入は店頭、電話、HPのお問い合わせフォームにて!
ECサイトもオープン予定とのことです!

 

:::::::::::::::あとがき:::::::::::::::

ゆめくらぶさんにおじゃますると、大きな窓から光が差し込み、奥に畳があり、
そこでお仕事をされている和裁の先生方、そして黒澤さんが温かく迎えてくださいます。その空間は安心するような雰囲気でとても心地の良い場所でした!
いかにもお店!という感じではなく、おうちにお邪魔するような気持ちで
お話を聞かせていただきました。

丁寧に作られているんだな~と手に取るようにわかる、商品たちが並んでいます。

Tシャツも、チュニックのような丈のが長いものや、すそが広がっているような
変わったデザインのものを染めたり、藍を絞って、知恵も絞って!
いろいろなものを生みだされているのだなあと感じられました。

 

新型コロナウイルスによって皆さん大変な中ですが、
そんな中でも、もっとこういう羽後町、西馬音内にしたい!こういうのはどう?というアイディアをもっていらっしゃって、
いろいろと前向きな未来の話ができたことが本当に嬉しかったです!

暗い話題も多いですが、そんな中でも未来を見据えている人がいること。
これもひとつ、羽後町の「魅力」だなと思いました!

たくさんの人が羽後町のまちなかを着物を着て、まち歩きする日は案外すぐそこかもしれません!
楽しみですね!

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記者 奥山 紗恵子(NPOみらいの学校 プロジェクトパートナー)

羽後町出身。県外大学卒後Aターン就職。現在は1人暮らし奮闘中。中学校時代には盆踊りクラブに所属し、西馬音内盆踊りでは毎年のように踊っていましたが、、、最近はご無沙汰です。
羽後町らしさ、わかりやすさを追求した記事が書けるように頑張ります!

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