11月13日(日)、薄曇りの空模様の下で開催された西馬音内新そばまつり。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年もドライブスルー形式での開催となりました。本来であれば、飲食スペースを館内に設けて、さまざまな催しとともに西馬音内そばを楽しめる本イベント。来年こそは例年通りの開催を期待しましょう!
〇西馬音内新そばまつりとは
羽後町のソウルフードとして親しまれている『西馬音内そば』。その美味しさをより多くの人に伝えることを目的に、西馬音内そば協会が主体となって開催するイベントです。麺のつなぎに布海苔を用いることが特徴の”弥助流“で、とれたての新そばを味わえます。
▲作るのは500食。みなさん、早朝から準備を頑張っています。
▲活性化センター1階に設けられた特設のそば打ち会場。
会場には長蛇の列
最初のお客様は、なんと開場時刻の1時間以上前にご来場。湯沢市から訪れたというその方は、今回が初めての参加だったそうです。購買開始までの間はそば打ちの実演を見学。次々と練りあがっていくそばを眺めながら、そばの完成を今か今かと待っていました。そうしている間にも来場者は増え続け、車の隊列はぐんぐん伸びていきます。
▲順路に沿って、続々と車が入ってきます。
受け渡しがスタートする頃には、最後尾は裏手の駐車場にまで到達していました。弥助流の絶品そばが味わえるまで、あと少し。会場には、期待と昂揚の情念が渦巻いているようでした。
▲開始時刻15分前の様子。すでに40台ほどが列を成しています。
今年も町内外から多くのお客さんが訪れた第6回西馬音内新そばまつり。本意の形ではないにせよ、まずはイベントが無事に開催できたことを大変嬉しく思います。一方で、今回の開催を通してさまざまな課題・改善点が可視化されたのもまた事実です。私自身会場の車両誘導を担当して、会場運営の大変さを改めて痛感させられました。
依然として不安定な状況は続きますが、そうした中でも最善の方法を探りながら変化を加えていくことが大切だと思います。来年こそは、少しでも理想の形に近づけて開催ができることを心から願っています!
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地域おこし協力隊:背尾文哉