2月19日(木)、秋田県立羽後高等学校野球部が、にしもないこども園を訪問し、「ゲストティーチャー」として年長組の子どもたちに向けた運動遊びを行いました。この取り組みは、羽後高校野球部による地域貢献活動の一環として実施されたものです。
目的は、幼児期に身につけたい「走る・投げる・捕る・打つ」といった基本的な動きを、楽しく体験してもらうこと。競技としての野球を教えるのではなく、“身体を動かすことは楽しい”という感覚を育むことが狙いです。
当日は、年長組33名(1組17名・2組16名)が対象。2つの組が前後半に分かれ、高校生たちと一緒にボールを使ったさまざまな運動遊びに挑戦しました。

スポーツの楽しさを知るきっかけに。ボールを使った様々な体験を実施!
当日の流れは以下の通りです。
①3班に分かれてボール投げ・的あて・ティーバッティングを体験
②ゲーム形式で行う“ティーボールゲーム”体験
③お手製の金メダルを子どもたちに授与
①3班に分かれてボール投げ・的あて・ティーバッティングを体験
まず最初に行われたのは、ボールを使った様々な運動遊び。3班に分かれ、交代でそれぞれの種目を体験していきます。
◯ボール投げ
ゴム性のボールを使って正面のネットに力強く投げ込んでいきます。慣れないながらも一生懸命投げる姿が印象的でした。

◯的あて
マジックテープがついたボールで点数がついた的を狙って投げます。あまり的を外すこともなくコントロール良く投げ込んでいました。

◯ティーバッティング
スタンドにスポンジ性のボールを置き、プラスチックバットでボールを打っていきます。バットの握り方を教えてもらいながら、初めてボールを打つ楽しさを感じている様子でした。

②ゲーム形式で行う“ティーボールゲーム”体験
それぞれの種目を終えた後、2チームに分かれ“ティーボールゲーム”と呼ばれる簡単なゲームを行います。

攻撃側と守備側に分かれ、攻撃側はティーバッティング同様、スタンドに置かれたボールを打ち、一塁、二塁、ホームベースの3つで構成された三角形状のベースを順番に走る。守備側は、攻撃側が打ったボールをキャッチしてホームベースに投げ返す。これが基本のルールです。

攻撃側は、守備側がホームベースに投げ返すまでに、バットをかごの中に入れたら1点、一塁を踏んでいたら2点、二塁を踏んでいたら3点、ホームベースを踏んでいたら4点が加算されます。全員打ったら攻守交代。守備側は、攻撃側の点数を阻止するために、ボールを取ったら素早く投げ返します。

ルールは至ってシンプルですが、「走る・投げる・捕る・打つ」の基本動作が全て詰まっているこのゲーム。子どもたちにとっては初めて行う遊びでしたが、ルールを覚えるとだんだんとうまくなっていく様子が見て取れました。

③お手製の金メダルを子どもたちに授与
ゲームが終わると子どもたちみんなに羽後高校野球部お手製の金メダルが授与されました。お兄さんたちからもらった金メダルを大事そうに持つ子どもたち。きっと、家に帰って家族に自慢したのではないでしょうか!

最後に、この取り組みを企画した羽後高校野球部監督・佐藤悠也先生にお話を伺いました。
「運動を通してスポーツの楽しさを味わうきっかけを作りたい、と思い企画しました。幼い頃から身体を動かす楽しさや運動への親しみを育むことで、発達段階に応じた運動能力が身に付いていきます。子どもたちには、今後野球に限らずいろんなスポーツに関わってほしいです。今日の運動遊びを通じて、スポーツの楽しさを少しでも感じてくれたのであれば、開催した甲斐があったな、と思います。これからもこうした活動を通じて、地域に貢献していきたいです。」
高校生にとっても、子どもたちと向き合う時間は大きな学びの機会。地域の中で世代を超えた交流が生まれた一日となりました。
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UGONEWS編集部(地域おこし協力隊|土田大和)