【西馬音内朝市 出店レポート】
朝市で味噌汁を振る舞ってみて

私は最近、朝市で味噌汁を振る舞っている。

 

毎年この時期は宮城県の石巻に行ってそこの漁師の写真を撮るために船に乗るが、船に乗れば一人の漁師として仕事をする。

今年から地域おこし協力隊として羽後町に帰ってきていて、海で採ってきた海の幸を振る舞おうと思い、だったら朝市で味噌汁がちょうどいいと思った。

今までに、3月にはわかめの味噌汁と、4月にはめかぶの味噌汁を、それぞれ1回ずつ振る舞った。

 

はじめて朝市に出ることを決めた時、正直言って不安であった。

何年も朝ごはんを作り続けている人たちに、味噌汁を振る舞うなんて。

そんなことを思いながら。

しかも味噌汁の味が全然しっくりこない。

めかぶは後入れ。

作った味噌汁を、ドキドキしながら、朝市の広場に持っていく。

味噌汁はあっという間になくなった。

はじめて振る舞ったわかめの味噌汁は色んな人に配ってまわり、気づいたらなくなっていた。

翌月の2回目に振る舞っためかぶの味噌汁は、食べてくれる人が集まってくれてもっと早くなくなった。

安心して、とても嬉しかった。

鍋いっぱいに作った味噌汁は一瞬でなくなった。

朝市にはたくさんのおじいちゃんとおばあちゃんがいる。

山菜を売っていたり、ごはんのおともになりそうなものを売っていたりするが、みんなお茶を飲みに来ているような感じだった。

ものの売り買いをしつつ、交流を楽しんでいるようにみえる。

お茶を飲みながら、持ち寄りの煮物などをつまんでいる。

春だからか山で採ってきたであろう山菜が多い。

おじいちゃんおばあちゃんたちと会話をしたり、山菜のことや昔の朝市の様子のことを教えてくれたりする。

まだまだ知らない歴史を、羽後町のことを見てみたいと思う。

 

とても素敵な空間が朝市にはある。

素敵な洋服。

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記事制作:イシガキユウマ