【地域おこし協力隊を募集中】
羽後に移住して地域のみんなと町を元気に!
現役隊員のリアルな声をご紹介〈第2話〉

秋田県羽後町では、現在2名の地域おこし協力隊を募集しています。
羽後町(うごまち)は、秋田県の南部に位置する人口およそ14,000人の小さな町です。
ここには、700年の歴史を誇る日本三大盆踊り「西馬音内盆踊り」や文化財を活用したゲストハウス&カフェなどの魅力的な伝統文化や美味しい食材があふれています。
「田舎の暮らしに興味がある」「関係人口になりたい」「地方のキャリア教育に関心がある」「地域を盛り上げたい」などなど、少しでも地方に対する想いをお持ちの方のご応募をお待ちしています!

そもそも「地域おこし協力隊」とは?

地域おこし協力隊とは、人口減少や高齢化などが進む地方で地域外の人材を受け入れ地域協力活動(地場産品の開発・販売・PR活動、都市住民の移住支援、住民生活の支援など)を行ってもらうことで、その定住・定着を図る取り組みです。総務省によって2009年から制度化されました。隊員は各自治体から仕事を任され、1年以上3年未満の任期で活動に励みます。

羽後町ではこれまで8名の地域おこし協力隊が卒業し、現在も3名の現役隊員が活動しています。
これまでの羽後町地域おこし協力隊は、道の駅うごの企画サポートや広報、インバウンド事業などの観光地域づくりの促進、インターンシップ制度を活用しての仕事魅力化事業、魅力体験ツアーによる移住・定住事業などの地域協力活動を行って地域を盛り上げてきました!

さて、第1話に続き第2話では、2021年4月現在、羽後町で活躍中の現役隊員3名の方に協力隊での活動や隊員になったきっかけなどを伺いました。協力隊に興味のある方だけでなく、協力隊の活動内容を知らなかったという町民の方にも、隊員たちの想いを知ってもらう機会になれば嬉しいです。

蔡 育霖(さいゆーりん)さん

【氏名】蔡 育霖(さいゆーりん)さん
【出身】台湾 彰化市
【着任】2018年7月~
【活動内容】国際交流事業(異文化交流)担当

1人目はこの方!台湾からやってきたハルちゃん(呼び名)。日本の小さな町に感じた魅力と、ここで叶えたい夢とは。

ー羽後町の地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。

以前、羽後町留学(海外に住む外国人学生のための短期日本留学プログラム)で初めて町を訪れたときに、自然豊かな環境と優しい町民のみなさんを好きになりました。将来的に日本で働きたいと考えていたところ、現地の人に協力隊の仕事を紹介してもらったことがきっかけで着任しました。仕事内容も、日本の違う一面を海外の人に発信するという自分のやりたかったことでした。

ー現在の活動内容や活動を通じて感じていることを教えてください。

定期的に台湾中国語講座を開いたり、台湾と日本の文化の違いで面白いと感じたことを漫画にしてSNSで発信したりもしています。講座を通じて、海外に興味を持っていても情報を手に入れることができない高齢者の方などもいるということに改めて気づき、そこをこれから発展させていけるのではと感じています。あと、地域のみなさんがとても親切で、講座に手作りのお菓子や台湾料理などを持ってきてくれたりするんです。その温かさが嬉しいですね。

ー実際に羽後町で暮らしてみた印象はどうですか。

地域のみなさんが、初対面でも友達のように接してくれるのには驚きました。日本人は奥ゆかしい民族性だと思っていたので。あとこっちに来て一番に感じたのは「静かさ」ですね。台湾は騒がしいので、この静かさはいいな〜と感じています。

ー今後の目標を教えてください。

コロナが落ち着いたら、講座に来てくれた方々を連れて台湾ツアーをやってみたいです。講座の参加者の中にはすでにツアーを体験したことのある人もいますが、それ以上に深い台湾文化を体験したいという人に台湾ツアーを提供したいと思っています。そのツアーで台湾の友だちをつくってもらい、関係人口のようにお互いに遊びに行き来できるような関係性を築くきっかけになりたいです。

ー羽後町の地域おこし協力隊への応募を考えている方にメッセージやアドバイスをお願いします。

大勢に影響を与えるような大きな夢じゃなくてもいいので、身近な人たちが元気になれるお手伝いをする気持ちでいれば十分だと思います。また協力隊での活動は、自分自身を成長させるための旅にもなると思います。自分のどこが足りないのか、どこが長所なのかがとても分かりやすくなります。

赤石 朝美(あかいしともみ)さん

【氏名】赤石 朝美(あかいしともみ)さん
【出身】ルーツは秋田県。神奈川県、茨城県、千葉県にも居住経験あり。
【着任】2019年8月~
【活動内容】起業活動、町の魅力発信 担当

2人目はこの方!もともと秋田県とご縁があったという赤石さん。自身のルーツであるこの地に再び戻ってきた理由とは。

ー羽後町の地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。

私の先祖は代々羽後町の人だったので、幼いころから町のことはよく聞いていました。ただ私自身は関東での生活が長くて、着任前は都内のアロマショップに勤務したり自身のサロンを運営したりしながら、秋田のことを片想いのように想い過ごしていました。そんなときに町に住んでいる親戚が協力隊の仕事を紹介してくれて、「自然があるからアロマで町おこしの仕事ができるかもしれない…!」と思い応募しました。

ー現在の活動内容や活動を通じて感じていることを教えてください。

羽後町産のアロマを作ったり、アロマそれぞれの効果効能をワークショップなどで広める活動をしています。あとは協力隊で制作してる「壁新聞」にコラムを載せて、アロマの知識を発信したりもしています。活動を始めたばかりの頃は、「過疎の拡がっている地域でアロマなんて難しい」とも言われましたが、今では70歳でアロマに興味を持ってくれる方や直接オーダーしてくれる方も増えてきてました。

ー実際に羽後町で暮らしてみた印象はどうですか。

ご年配の方には、「何もないのにどうしてわざわざここに来たの?」と言われることもありますが、今はインターネットも普及しているし、交通の便も昔よりはるかに良くなっています。もちろん大変なこともありますが、大自然の豊かさとワクワクする感じがいいですね。私はバイク乗りなので、走っているときも気持ちがいいです。

ー今後の目標を教えてください。

これは一生をかけてやっていきたいことなんですが、アロマを通じて、自分の健康や自分の生かされている環境・植物に目を向けてくれる人を増やしたいです。町のみなさんは山にあまり価値を感じていない人もいらっしゃるようなんですが、山が価値あるものとして経済的に循環していけるということを知ってもらいたいと思っています。あとは、都市に移住しなくてもアロマの仕事ができるということを自分が筆頭になって見せていくことで、私の活動そのものや羽後町アロマで県外の人が町を知るきっかけをつくり、移住してくれる人を増やしていきたいです。

ー羽後町の地域おこし協力隊への応募を考えている方にメッセージやアドバイスをお願いします。

結局、困ったときや心が折れそうになったときに支えになってくれるのは地域の人です。協力隊って正解がない仕事だから不安になりやすいかもしれませんが、そこを上手に楽しく乗り越えることが大切だと思いますね。

小森 一太(こもりいちた)さん

【氏名】小森 一太(こもりいちた)さん
【出身】大阪府。ドイツに居住経験あり。
【着任】2020年4月~
【活動内容】広報事業 担当

3人目はこの方!ドイツに居住経験があるという小森さん。着任以前から惹かれていたという羽後町の魅力とは。

ー羽後町の地域おこし協力隊に応募したきっかけを教えてください。

秋田には大学進学をきっかけにやって来たんですが、ここに残りたいという思いがあったので、知人に羽後町での仕事を紹介してもらい、町に1年ほど住んでいました。羽後町には、ここにしかない文化や受け継がれてきた慣習があり、そこが気に入っていたんです。しかも、自分の周りには町で挑戦している人たちがたくさんいらっしゃって、「今まさにチャレンジしている町」としての魅力を感じ、この町に残りたいと考えていたところに協力隊のお声がけをいただき、それがきっかけで応募しました。

ー現在の活動内容や活動を通じて感じていることを教えてください。

活動の一つとしては、町の情報や協力隊の活動をお知らせする「壁新聞」の編集を担当しています。最初はUGO NEWS(ウゴニュー)で記事を載せていましたが、オンラインだけでなくオフラインで自分たち協力隊の活動をPRしたり、地域の人たちと顔を合わせる機会を作りたいと思ったのがきっかけで、壁新聞の制作がスタートしました。
あとは、着任以前からやっていた地域のお手伝いも続けています。イベントの企画や事務作業、海外ダンサーとのやり取りや農家レストランの宣伝など、裏方役として町のみなさんのサポートをしています。
他にも、町にお願いされた広報のお手伝いや故郷CM、盆踊りの撮影などに協力したり、最近ではスマートフォンやパソコンの使い方指導や乗り換えのサポートなども始めました。

ー実際に羽後町で暮らしてみた印象はどうですか。

「雪国に住むのは大変でしょう」とよく言われますが、自分は特に不便さは感じていません。車があれば、たとえ遠くてもコンビニに行けるくらいの環境だし、冬の除雪作業も筋トレだと思えば無料で体を鍛えられますしね。あと、このような地域は空き家だらけで大変だと思われがちですが、住める状態ところもあるのでみんなも住めばいいのにと思います。ただ、自分はまだ若いし車がある好条件だからそう感じるんだろうなと思うので、いかに多くの人が不便さを感じないようにできるかを考える方が大事かなと思います。いいところなのにな~。

ー今後の目標を教えてください。

自分には出身地と呼べる場所がないので、羽後町がそう呼べる場所になればいいなと思っています。そのために、今住んでいる空き家をいろんな人が出入りするようなシェアハウスにできたらいいなと思っています。今年度はそこを頑張りたいです。
地域のためという意味でいえば、自分は留学したり色々な経験をさせてもらってきている中で山間部に魅力を感じているので、田舎をもう一つの中心地として、海外も含めて、自分の行ってきたご縁のある地域と田舎をつなげたいという思いがあります。それで閉塞感が減って新しい人が来たら新しい文化も生まれるだろうし、そういう風通し役になりたいです。

ー羽後町の地域おこし協力隊への応募を考えている方にメッセージやアドバイスをお願いします。

協力隊の応募は、協力隊という立場や田舎暮らしに興味があって応募する人と、キャリアアップや独立の手段として協力隊を選ぶ人の2パターンがいると思います。キャリアアップの手段として協力隊を選ぶのであれば、明確なビジョンを考えておいた方がいいかもしれないですね。そうじゃないと、気がついたらなんでも屋になってしまう可能性もあるかもしれません。キャリア的にプラスになったり、仕事スキルが上がるわけではないので。協力隊という特別な環境をいかにポジティブに使えるかどうかが大事だと思います。

 

さて、羽後町の現役隊員たちのお話はいかがでしたでしょうか。
協力隊のみなさんのますますのご活躍を応援するとともに、これから一緒に町を盛り上げてくれる新たな隊員を心よりお待ちしています!

今回ご紹介した羽後町地域おこし協力隊の日々の活動は、下記のSNSからもチェックできます。
どうぞご覧ください♪

▶︎羽後町地域おこし協力隊 公式〈Facebook〉はこちら!
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地域おこし協力隊|募集要項・応募申込書はこちら!

【募集対象】
以下項目に当てはまる方。たとえば羽後町出身者で、現在都市部に住んでいる方も対象になります

❶年齢・性別・学歴不問 
❷農山村地域(特別豪雪地帯)での生活に意欲があり、都市地域等から羽後町へ住民票を移動することができる方 
❸普通自動車免許を取得もしくは、取得予定の方 
❹一般的なパソコン操作ができる方 
❺地域の活性化に意欲があり、誠実に活動を行うことができる方 
❻地域住民や関係者、他の隊員と積極的にコミュニケーションをとることができる方

【勤務地】
▶︎基本的に羽後町内。町外・県外への出張、研修などに参加していただくこともあります

【勤務時間】
▶︎基本的に9時~17時(週35時間) |担当する活動によって変更することがあります

【雇用形態】
▶︎採用日から1年間。1年ごとに更新可能で最長3年間
▶︎町の会計年度任用職員として採用(兼業もOK)

【給与】
▶︎報酬として月額172,200円(賞与の支給はありません)

【待遇】
▶︎社会保険、厚生年金、雇用保険に加入します
▶︎町内のアパートまたは住宅を用意 

▶︎賃貸住宅家賃・公用車・携帯電話の借上料・パソコン等の備品・出張旅費・燃料費など。協力隊の活動にかかる費用は予算の範囲内で町が用意します

【申込み受付期間】
▶︎令和3年3月5日~定員に達ししだい終了

【応募について】
▶︎応募方法や流れについては以下、町の公式情報をご参照ください

▶︎令和3年度 羽後町地域おこし協力隊「募集要綱」はこちらから!

ご応募の方は、以下より応募申込書をダウンロードのうえ、メールまたは郵送にてご応募ください。
▶︎「応募申込書」のダウンロードはこちらから!
※メールアドレスと郵送先は下記の問い合わせ先をご参照ください。

【問い合わせ・応募先】
羽後町役場 企画財政課 企画調整班
〒012-1131 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野177番地
TEL|0183-62-2111
FAX|0183-62-2120
MAIL|kikaku@town.ugo.lg.jp

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記者:髙橋 佑佳(NPOみらいの学校 プロジェクトパートナー)

湯沢市出身・在住。かつて寺町にあった某スナックの孫。
羽後町は、大学時代のインターンシップでもお世話になった大好きな町です。
UGONEWSを通じて、パワー溢れる町の魅力を余すことなく伝えていきます。
よろしくお願いします!٩( ᐛ )و

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