【背尾の日常備忘録05】緑育む壮美な湿地

こんにちは。羽後町を舞台にシナリオゲームを作りたい協力隊員、背尾文哉です。

突然ですが、みなさんは日焼け対策や暑さ対策は万全でしょうか? 最近は極端に暑い日が増え、本当にまだ6月なのかと疑ってしまいます。まだ梅雨の只中ではありますが、夏に向けての準備は十全に。室内での活動中でもこまめに水分補給を摂り、熱中症予防に努めましょう。

時の経つのも忘れて

2022年6月12日 天気:晴れ 気温27度

スノーシェルターの手前に未舗装の一本道が伸びていた。湿った土と葉の香りが身体を包み、肺を祝福する。先はちっとも見通せないが、この先に湿原があるらしい。スマホは圏外。足元の轍だけをたよりに進んでいく。ちょっとした冒険の気分だった。

不意に視界が開けた。空は抜けるような青。雲一つない快晴が開放的な気分にさせてくれる。畦畔に腰を下ろし、額の汗を拭った。沼を悠々自適に泳ぐ鯉の姿を眺めながら、ふと思う。また来よう、と。

刈女木湿原。保全地域に指定されているこの地には、数多の動植物が共生している。何もないが、ある。日常に疲れた時は、心を洗いにぜひ訪れてみてほしい。

【備忘録05】では、刈女木湿原の風景をお届けしました。次回は仙道地区のとある神社をご紹介します。お楽しみに!

 

グーグルマップ:https://goo.gl/maps/PfcVd1uo7uEdcJvr7

………………………………………………………………

撮影・執筆|背尾 文哉(地域おこし協力隊)

愛知県日進市出身。地域のイベントごとが大好きな、しがないゲームクリエイター。協力隊活動を通して得た羽後町の魅力をシナリオゲームにして発信予定。趣味はサッカーと筋トレ。