今と変わらぬ羽後町をアフターコロナでも
うごまちOneTeamProjectはNPOみらいの学校を中心に行われるコロナ対策プロジェクトです。
今まであった「魅力」にコロナ後に気づいたのでは、もう遅い。今すでにある「魅力」に気づいてもらいたく、そして、皆さんの力を合わせて町内事業者さんを支援できたら!と思い、プロジェクトを進めています。
▲まず第一弾として町からの要請があった「町内飲食店の売上減対策」に情報発信という切り口で挑みました。
そんな今回は第2弾。西馬音内盆踊をはじめとした県内イベントの中止・延期によって売上減となっている観光・物産系の事業者さんを応援すべく、#みんなでうごもん を合言葉に町の物を内外問わずにお買い物していただこう、、、!というプロジェクトを始めます!
商工会が発行しておりますクーポン券や商品券、町が実施するふるさと納税などで手に入る羽後町の「アイテム」をご紹介!
皆さんも大変とは思いますが、少しづつ力を出し合い、この難局を乗り越え、アフターコロナで楽しめる!そんな活動をしてまいります。
プロジェクトパートナー紹介
◎今回の記事執筆をしていただく、パートナーをご紹介w(ここから、筆者かわります。)
はじめまして!
私は羽後町出身の奧山 紗恵子(おくやま さえこ)です。
大学進学を機に一度県外に出たのですが、Aターン就職をし、現在は仙北市に住んでいます。
羽後町を離れている間にワクワクする取り組みや新しいお店が増えているのに驚きました。
これから私自身も楽しんで羽後町の魅力を掘り起こして行きたいです!
さて、
政府から特別定額給付金として支給される10万円。手続き中の方も多いかと思います。
何に使おうかな…羽後町のものを買って応援できないかな…とお考えのあなたに、
1つご提案があります!
ぜひ、藍染の着物を!
今回私が取材させていただいたのは「藍染の着物」です!
羽後町といえば?という問いの中で絶対外せないものの1つが国の重要無形民俗文化財にも指定されている西馬音内盆踊り。
顔を隠す編み笠、彦三頭巾に藍染の着物や端縫いの衣装…
かがり火に照らされてとても綺麗で幻想的な雰囲気をつくっている着物です。
まず、藍染ってどんなもの?というところから伺ってきました!
藍は生き物!?
藍染めとは草木染めの一種で、植物の色素によって染めます。
葉を発酵させ、水には溶けない色素をアルカリ性の液に溶かし、それを布に浸して色素で染め、それを乾かすときに酸化が起きて、藍の色を出します。
発酵させるので藍は生き物なんです!
ページトップにもある綺麗な深い藍色の画像、これは何だろう?と気になっていた方も多いのではないでしょうか?
これは壺の中で発酵している藍なんです!
これに何度も布を浸し、染めを重ねて、藍色を出していきます。
そして、染める時にあらかじめ糸で縛る”絞り”や、布を畳んで板に挟んで染まらない部分を作ることによって模様を作ります。
このような手順を経て作られるため、同じものは2つとない、オリジナルの染物が出来ます。
全国的に親しまれている藍染めですが、西馬音内盆踊りという文化とともに歩んできた、かがり火に映える藍染めが羽後町の藍染めです!
絞り方いろいろ!
絞り方も色々と教えていただきました。糸で縫ったり、折り方だったり、紐で縛ったり、筒に巻いたり、、、
▲柳絞り
▲三浦絞り
▲笹絞り
▲板締め絞り
買い方がわからない?
ですが…そんな羽後町の藍染めの着物はどこで買えるの?どうやって買うの?
私も西馬音内盆踊りを踊るのですが、いざ聞かれると分からない…!
ということで今回は「赤川呉服店」さん、「ゆめくらぶ」さんの2店舗に藍染の着物へのこだわりと、買い方を教えていただきました!!
●「赤川呉服店」さんについての記事はこちら!
●「ゆめくらぶ」さんについての記事はこちら!
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記者 奥山 紗恵子(NPOみらいの学校 プロジェクトパートナー)
羽後町出身。県外大学卒後Aターン就職。現在は1人暮らし奮闘中。中学校時代には盆踊りクラブに所属し、西馬音内盆踊りでは毎年のように踊っていましたが、、、最近はご無沙汰です。
羽後町らしさ、わかりやすさを追求した記事が書けるように頑張ります!
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