西馬音内本町通りのワインバー「蔵しこ」へ行ってきました。
突撃取材第二弾。西馬音内盆踊り会館の横にあるワインバー「蔵しこ」ずっと羽後町に来た時から気になっていました。一見、拝観するための蔵なのかなと思っていたのですが、看板にワインバーの文字。蔵の中にあるワインバーってどんななんだろう?
「若い人の情報交換の場だったり、飲みの場になってほしい」
「どーぞっ」と出迎えてくれたのは、渡辺佐(たすく)さん。なんでも、長野県出身の羽後町の地域おこし協力隊だったそう。地域おこし協力隊の任期が3年で終わり、その先のことを考えていた時、先代のオーナーからワインバーを引き継いでみないか?とお話が出てきたそうです。
蔵は前オーナーが、現地の建設会社に解体の依頼にきたそうです。しかし、その建設会社の社長が「こんな立派な蔵を壊すなんてもったいない」と感じ建設会社が買い取る形になりました。そうして、2019年2月にワインバーがオープンしました。
「僕らの世代20代・30代の人に会うところがなくて、そんな場所があったらいいな」という実際3年間羽後町に住んできた渡辺さんだからこそ。「若い人の情報交換の場っていうか飲みの場になってほしい」
▲オープン時間前にお伺いしたので、ワインバーらしい写真をお願いしました(笑)
今では常連さんもついてきて、女性1人でも訪ねてくれるお客様が増えたそう。羽後町に住んでいる方々の印象は?とお聞きすると、「すごく気にかけてくれる。お茶でも飲んでいかんか~!ごはん食べとる?いつでも食べに来て~!って声をかけてくれるとお話くださいました。
渡辺さんも羽後町民の気にかけてくれる精神を受け継いでいるでのしょうか。私も、インターンシップで羽後町に来ての感想だったり、悩みだったり1時間ほどしゃべりこんでしまいました。それくらい、気さくにお話を聞いてくださるので、またお伺いしたいなと思いました。
これからの新たなワインバーの使い方とは?
と、その前に少しメニューご紹介
今では、メニュー・料理すべて渡辺さんが手がけています。おススメは、オリジナルカクテル。ウォッカで作ったサワーは、さっぱりしていて果実感があり人気だそうです。「ワインバーなのに」と笑っておススメしてくれました。
▲メニューは、2019年9月末のものです。
もっとこのスペースを活用していきたい
蔵の中で映画を見たり、ミーティングをしたり、演奏会をしたりとあいている空間を活かして羽後町の人々に利用してほしいそうです。
また渡辺さん自身も新たな取り組みとして、蔵しことは別のところで、ゲストハウスを考えているそうです。協力隊→ワインバー→ゲストハウスとどんどん羽後町に新しい風が吹く予感。また、新しいことを受け入れてくださる、こうやって突撃でお話をしてくださる羽後町が素敵だなと感じています。
ワインバー蔵しこ
〒012-1131
羽後町西馬音内字本町109蔵しこ
営業時間/19:00~翌1:00(L.O.24:30)
定休日/火曜日
電話番号/0183-55-8384
【予告】チャリで巡る突撃取材・第3弾のスポットは!?
次回は、蔵しこの裏にある羽後麦酒(うごばくしゅ)。渡辺さんに「この裏でビールを作っているよ~」と教えていただきまして。「そんな工場みたいなところあったかな??」突撃です。