【おむすびとP始動!】お米はあるけど、お金はない。

 ここはご存知、秋田県羽後町。緑と踊りと雪の町。

 お米どころなので、お米の生産者さんはたくさんいます。
 それを生業としてお米を売る方もいれば、先祖代々伝わる土地を守るため、自身の家庭で食べる分だけ育てる方も。
 そして、ついつい作りすぎてしまって、昨年・一昨年の米が余っていて処分しちゃう、、、なーんてのも、よく聞く話。

 「余ったら売れば良いのに。」と思うかもしれませんが、市場開拓・販路拡大で難儀して低価格で販売するよりだったら、タダも同然で知人・親戚に贈ってしまう方が“価値”だと感じている方が多いのです。

 じゃあ、、、そのお米。買い取らせていただいて、市場ウケするデザインをまとわせて販売し、中高生の活動支援へ価値転換できないか。と考えました。

 みらいクリエイティ部は中高生が「やりたいこと」を叶える部活動。応援したい方は多くいらっしゃいます。が、「どうやったら?どうやって?」が見当たらない、、、

 応援したい方は多い?どうやってわかったのか。というと。今までやってきた「関係人口創出」の取組。


▲ご参考記事「関係人口Method  of  UGO」

 さて、その関係人口の方々。事業が無ければ、せっかく好きになってくれた羽後町への「関わりどころ」が掴みにくい、、、
 町としても「ファン」を大事にしないことには、この先「持続可能なまちづくり」を遂げることはできません。
 なぜなら、「人口」は減るのに、「しごと」は減らないから。
 ここでいう「人口」は羽後町に住んでいる方々のこと。「しごと」は職業を含めた地域行事や集落活動、家事・育児など。んで、関係人口は「観光以上定住未満」を目的に地域に関わりたい方々のこと。だったら「しごと」を関係人口にしてもらえる仕組みができたらWin-Winでは?

 という感じで思いついたのが、生産者さんの課題とみらいクリエイティ部の課題、関係人口の課題を解決する「おむすびとプロジェクト」です。

▲関係人口施策の課題・目標整理した図。

頂上の「地域のしごとを外注できること」つまりは、関係人口の方々を地域の担い手として迎え入れ「しごと」を関係人口にしてもらえる仕組みづくりすること。を目指して、一歩一歩登山道を登っていきます。

おむすびとプロジェクトとは

羽後町を中心に行われる関係人口創出・拡大のモデル事業です。(2020年度総務省モデル事業採択)

具体的にどんなことをするかというと、、、

既存の関係人口(プロボノ)の方々と協働し、①おむすびとプロダクト 、 ②おむすびとコミュニティ をつくります!

さぁ、みんなで一隻の船で大海原へ航海を!w
(、、、山だったり海だったりまとまりがなくてすいませんw)

島々を訪れ、仲間を得たり、経験という力やスキルというアイテムを身につけ宝箱のカギを手に入れ、宝島へたどり着いたらモンスターと闘い、宝箱を手にする、、、!というワクワク感を感じながら進められたらなぁと思っております!

コロナの影響によって右往左往しておりますが、確実な事業成果を、、、!

①おむすびとプロダクト


おむすびとプロダクトで2020年度に作成するのが、、、お米の真空パック2合(300g)の包装パッケージ。
ちょっとオシャレでカッコイイのは前提として、高校生の「地域のこれを伝えたい」、関係人口の「こんな地域を応援したい」をビジュアル化したデザインを取り入れます。

完成したプロダクトは羽後町出身者やふるさと納税寄付者へのノベルティ化や一般販売を予定しております。

②おむすびとコミュニティ

簡単に言えば、毎年おむすびとプロダクトを手にし、涙する方々w

おむすびとプロダクトのデザインに参画するとともに、サンプルのモニタリング(感想をフィードバック)し、プロダクトを知人・友人などにオススメしてコミュニティの輪を広げてくださる方々です。

キックオフミーティング開催

令和2年7月25日(土)17時よりNPOみらいの学校事務所にて、キックオフミーティングを開催いたします。

現在、オブザーバー・ご取材として参加してくださる方を募集しております。

ワクワクしてくださった方は下記までご連絡を!

 

おむすびとプロジェクトは活動の都度、プロジェクトパートナーによってUGONEWS記事を更新いたします。引き続きお楽しみくださいませ!w

 

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NPO法人みらいの学校
TEL    0183−56−7192
MAIL  inform@miraisch.or.jp
HP   リンク

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