それはとある日の、町役場での会話でした…
「体験住宅(*)の畑、活用してもらえねすかね?」
*羽後町定住体験住宅:試しに羽後町に住んでみたい方へ、手軽に羽後町を体験する為のオール電化住宅。1泊2500~3000円から利用可能。申込み方法はリンク先に掲載。
「はい!」
「せっかくだし、アロマに使えるハーブを育てたいな…」
*ともみ隊員のアロマ奮闘記事はコチラ
「じゃあ素人協力隊で、ハーブ畑に挑戦しましょう!」
ということで、畑素人協力隊でハーブ畑に挑戦することになりました。でも、畑ってどう始めるの?土に種まけばそれでいいの?
現在進行系のドタバタ奮闘記をお楽しみください。直感でまず私たちが始めた作業は…
とりあえず、雑草抜くか。
まずは雑草を抜くことにしました。
採ってるのは雑草なのに、謎の達成感。
慣れない鍬で土をおこしていきます。
夢中に撮影してたら、不審者になっちゃいました。
植えるハーブを選ぶ
畑のサイズは約3.7m×7.4m。どうせなら沢山種類を植えて実験しよう!ということで、秋田市にあるハーブとアロマの専門店の『みなみの香草屋』さんへ。
店主さんと何時間も相談した結果、以下の25種類のハーブ苗を購入しました。
- レモンバーベナ
- レモンユーカリ
- エキナセアパープレア
- ローズマリーフォーターブル―
- ティートゥリーメディカル
- ラベンダーイングリッシュヒドコート
- バジル
- ティツリーマヌカ(赤花八重)
- コーンフラワーワイルド
- ロケット(ルッコラ)
- フォックスクローブコモン
- ミントスペア
- ワイルドストロベリー
- ゼラニウムレディーマリー
- カモミールダブルフラワー
- メドースイート
- カモミールジャーマン
- ポットマリーゴールド
- ディル
- タラゴンフレンチ
- マートル
- スイートマジョラム
- フェンネルスイート
- コモンセージ
- マロウコモン
それぞれのハーブの特性は、協力隊のSNSやUGONEWS上で順次紹介していきます♪
土作りってどうするの?
「そろそろ苗を植えたいですけど、土はどうすればいいですかね?」
「土作りってどうするんだろう?」
「とりあえず生の牛糞を混ぜる、とか?」
「牛糞だったら心当たりがあります!」
そんなわけで、土作りの素材を集める旅にでました。まずは腐葉土と牛糞を集めに。
そういえば、協力隊員小森の家の裏に腐った葉っぱの山があったような…
あった!
これって多分、腐葉土ですよね…?というわけで持ち帰ってみることにしました。
次の日には、羽後町内で乳牛の飼育をされているニューウィンファームさんが手伝いに来て下さいました。どうやら堆肥を持ってきて下さったようです。
「とりあえず腐葉土っぽいものや、牛糞を混ぜればいいかなと思ったんですが…」
「なるほどね(笑)。牛糞は発酵させてはじめて、臭いも消えて堆肥として使えるからね。」
直感だけで突き進もうとした私たちには、心強い味方です。
まずは土のpHを調整するために、石灰を撒く。
堆肥を豪快に広げて…
耕運機でそれらを土と混ぜ合わせれば…
「栄養満点な…やわらかい土の…デキアガリ…」
(怪しい…)
これで、土を寝かせること約10日間。
いよいよ、植えます!
土壌が作られてる間は、ハーブごとの特性を調査。乾燥を好むもの、湿気を好むもの、北国育ちも南国育ちもいるので、工夫が必要です。
そしていよいよ植える日が来ました!
まずは10cmほどの畝を6つ作っていきます。
それぞれの場所に並べて…
やさしく土を被せたら、完了!
25種のハーブが、それぞれの持場で成長できるように見守っていきます。まるで小さな学級みたいですね。
それぞれの横にはネームプレートも。いずれ、手作りのものに置き換えたいなと思います。
協力隊のインスタでは、日々ハーブの成長日記をストーリーにあげています。
ぜひフォローして、一緒に彼女らの成長を見守ってみてください 🙂
https://www.instagram.com/___ugoego/
収穫の時期は、種類にもよりますがおおよそ夏の暮れから秋にかけての予定です。
とれたハーブは協力隊の交流スペース『へちかちてらす』でハーブティーとして提供予定。楽しみにしててください♪
*へちかちてらす:7/6より不定期で開放される交流スペース。無料のお茶菓子や図書・キッズスペース・自習時間などを用意してます!
7月中は毎週火・金の14-17時に開放!
住所:〒012-1100 秋田県雄勝郡雄勝郡羽後町字南西馬音内310−1 ORAE1階
お問い合わせ:080-8207-4813 ugo.chiiki@gmail.com(小森)